日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 45,754.93円 △124.62円
為替 1ドル=148.83円
売買高(東証プライム、以下同) 20億8,921万株
売買代金 5兆7636億68百万円
値上り銘柄数 1,012銘柄
値下り銘柄数 537銘柄
騰落レシオ(25日) 118.68%

市況概況

昨日と同じ展開で堅調だが・・・

米国株が冴えない展開となったが、意外に夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は値持ちがよく、売り先行で始まり、いったん下値を試したものの買い戻しなども見られて指数を押し上げ、堅調な展開となった。昨日同様にソフトバンクGと東京エレクトロンが高く、指数を押し上げただけの相場となった。特に材料があったわけではないが金融株や非鉄株も堅調だった。

昼の時間帯は特に動きは見られず、後場は前場の終値近辺で寄り付いたあと、いったん下値を試したものの、下がれば買い戻しが入るという状況で相変わらず値持ちのいい展開となった。かと言って上値を買い上がるわけでもなく、引けを意識する時間帯には全く方向感も見られなかった。最後まで値持ちのいい展開が続き、買い戻しを急ぐ動きもあって高値圏での引けとなった。

小型銘柄は引き続き手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。ただ、売り急ぐ動きもなくグロース250指数やグロース株指数は軟調ながらも下げ渋りとなった。先物はまとまった売り買いで指数を動かす場面もあったが、やはりまとまった買いに敏感に反応するケースが多く、指数を押し上げる要因の一つとなっていた。

依然として強い相場がだが、上値も重くなっており、ここで空売りが積み上がらないと改めて買われすぎ銘柄から売り直されそうだ。特に買い上がる材料があるわけでもなく、相変わらず目先の需給だけで買われている銘柄が多く、買いが止まれば、一斉に売られることになるだろう。

テクニカル分析

日経平均

赤三兵先詰まりという形で下落を示唆していると思われる。いったん下落が始まると大きな下げとなるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!