この記事は2025年10月14日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

(画像=cassis/stock.adobe.com)
2025年10月14日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
日本の政局が揺れている。先週10日(金)に公明党が連立離脱となり、「高市首相誕生」がわからない状況となってきた。
まずは来週行われる予定の衆参両院における首班指名において、どのような形の新政権が誕生するかを見極めなければならず、日本の金融・政治情勢を巡る不透明感が強まってきている。
一方米国ではトランプ大統領が突然中国に対し関税を課したが、すぐに「心配するな」というメッセージを出し、いつも通りすぐTACO(タコ)ってしまった。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米国は基本的には通常通りの動きとなるが、政府機関の一部閉鎖を受けて指標発表が滞っており、トレードの判断がしづらい状況となっている。
日米ともに新たな動きが出づらい状況のため、今週為替はあまり動かないかもしれない。日本の次の新政権がどのような形になるかわかるまで、様子見となりそうだ。
▽米ドル/円 日足チャート

(画像=羊飼いのFXブログ)
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。