この記事は2025年10月28日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2025年10月28日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
本日28日(火)高市首相とトランプ米大統領の首脳会談があったが、特に為替に関する話をしたという報道はない。しかしながら以前から為替報告書には米国側からの円安NG圧力と金利引き上げ要請があった。
よって、今回の首脳会談でもそれを踏襲しているのであれば、特に新しいことは言ってこないのかもしれないが、米国サイドは依然ドル安方向を目指していると考えられる。
そのため過度な円安進行となれば、介入こそ入らないものの、何かしらの発言など、動きは出るかもしれない。
今回も、木原官房長官から円安牽制発言があったが、さほど注目されるものではなかった。米ドル/円は結局、下がりそうで下がらない。
昨日27日(火)は153円台に乗せてから反落はしたものの、152円は割れておらず、仮に割れたとしても151円台はかなり堅そうな気がする。
ただとりあえず現在は、ロングのポジション調整で下がって来ているようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
今週の米ドル/円予想レンジは、150.50~155.00円。
150~151円台は下値が堅そうなため、基本的には押したところを買っていきたいと考えており、153円ミドルから155円にかけて跳ねたところで利食うようなイメージ。
また155円付近は一度売ってみたいと思っている。
▽米ドル/円の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




