本記事は、川瀬 智広氏の著書『イケメンタル』(フォレスト出版)の中から一部を抜粋・編集しています。
相手の「大切なもの」を大切にする
イケメンタルな人の気遣いは、実はシンプルです。
そのひとつが、「相手の大切なものを、自分の大切なものと同じように扱う」です。
誰だって自分にとって大事なものや存在があります。当然それらを大事に扱っているはずです。
たとえば家族や友人、子ども、長く使っている時計やお気に入りのカバンなど。
「相手のものを大事に扱う、というのはイケメンタルとか関係なく当然でしょ」と思うかもしれません。ですが、イケメンタルな人はそれに加えて、他人の〝想いの宿ったもの〟を同じくらい大事に扱います。
たとえば「大切な日」。誕生日や結婚記念日、家族の節目など、人それぞれの〝記念〟があります。
もしパートナーが、自分の両親の誕生日を覚えてくれていて、「そろそろだね、プレゼント買おうか」と言ってくれたら、それだけで嬉しいものですよね。
それは単に日付を覚えてくれていた、という事実よりも、「あなたが大切にしている人を、私も大切に思っている」という無言のメッセージが伝わるからです。
また、価値観や夢も同じです。相手が勇気を出して語った夢に対して、「それは難しいよ」「そんなの無理じゃない?」と否定的な言葉を返すのは、その人の想いや信念を軽く扱っていることと同じ。
イケメンタルな人は、自分が共感できるかどうか以前に、まず「相手にとって大事なこと」として受け止め、尊重する姿勢を持っています。
「相手の大切なものを大切にできる」人は、自然と信頼を得られます。そして人間関係も恋愛も、そういう人の周りにこそ、深く穏やかなつながりが生まれていくのです。
とはいえ、「相手の大切なものを大切にする」と言われても、具体的にどうすればいいかわからない人もいるかもしれません。
大事なのは、「覚えておこう」と意識すること。そして、小さなメモや記録を習慣化することです。
相手がふと話した家族のこと、記念日、価値観やこだわりなど、「相手にとって意味のあること」をちゃんと聞き取って、さりげなく覚えておく。スマートフォンのメモやカレンダーに残しておけば、忘れずに行動に移すことができますよね。
さらに、「これはこの人にとって大切そうだな」と感じたら、深く立ち入らずとも尊重の姿勢を見せるだけで、十分伝わります。
マメな人がモテるとよくいいますが、マメな人は相手の誕生日はもちろん、相手の言葉や大事にしているものに敏感で、自分ごとのように大事に扱うことができるからこそマメなのであり、モテるのです。
一見小さな配慮に見えるこの積み重ねが信頼となり、好かれる人になっていくのです。
- イケメンタルは、「相手の大事なもの」を忘れない。
岐阜県生まれ。宇都宮大学卒業後、吉本興業のお笑い芸人養成所であるNSCに10期生として入学。同期はオリエンタルラジオ、はんにゃ、トレンディエンジェル、フルーツポンチなど。
お笑いの道を諦めた後、アルバイトから(株)第一興商に入社。100店舗の企画責任者や部下500人を束ねる西日本責任者など歴代最短出世を果たし、独立を視野に退社。初めての海外一人旅に出て、訪れたカンボジアに可能性を感じ、日本に帰らずそのままカンボジアに住み始める。移住後、現地日本人に騙され無一文になり、死にかけながらもカンボジアで日本人向けの旅行会社を立ち上げ、432名の日本人をカンボジアに集客する。そこで日本男児の草食化に気付き、帰国後「男を磨く恋活婚活学校BRIGHT FOR MEN(ブライトフォーメン)」を設立。これまでに累計1,400名以上が入学。モテる人、モテない人を数多く見てきた経験から、外見やコミュニケーションの指導はもちろん、メンタルや思考についても独自の考え方を伝え続けている。
著書に『童貞の勝算』(マネジメント社)がある。
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