| 日経平均 | 50,344.10円 ▼68.77円 |
| 為替 | 1ドル=155.72円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 19億0,065万株 |
| 売買代金 | 3兆9281億00百万円 |
| 値上り銘柄数 | 511銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 1,018銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 120.24% |
市況概況
持高調整の売り買いが中心で閑散小動き
米国株は堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高く、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となったあとも値持ちの良さから買い戻しも入り、日経平均は節目と見られる50,500円を超えて上値を試す動きとなった。それでも50,500円を超えると上値も重くなり、上値の重さが嫌気されると再度50,500円を割り込んで冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、若干手仕舞い売りが優勢で後場も始まり、値持ちはいいものの買いがはいらず手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。それでも売り急ぐようなこともなく指数は小動きとなった。最後は手仕舞い売りに押されるものが多く、買い戻し一巡となったものから売り直されて安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも散見されたが特に全体として買われるということでもなく、グロース250指数やグロース指数は小動きとなった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたが指数を大きく動かすこともほとんどなく、方向感はみられなかった。
昔のような「クリスマスラリー」とか「餅つき相場」などというものも見られず、閑散小動きとなった。持高調整の売り買いも一巡となり、買うものは買い、売るものは売ったということで目先の値動きに一喜一憂する参加者が残っているだけという感じだった。50,000円台を維持できても上値は重いのだろうし、50,000円台を維持できないと一気に48,000円台まで下落することもあるだろう。
テクニカル分析
日経平均
遅行スパンもローソク足を上回った状態であるが特に買い急ぐこともなく、遅行スパンが絡むところのローソク足の下落に合わせて調整となるのではないかと思う。25日移動平均線や基準線までの調整、あるいはさらに下値を試すこともあるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!




