| 日経平均 | 50,407.79円 △63.69円 |
| 為替 | 1ドル=155.80円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 15億1,602万株 |
| 売買代金 | 2兆9824億63百万円 |
| 値上り銘柄数 | 1,164銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 390銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 126.36% |
市況概況
閑散小動き
米国市場は短縮取引だったが、買い戻しなども見られダウ平均やS&P500指数が引け値ベースで最高値更新となった。
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調ではあったが、本日の日本市場は買い先行となったもののほぼ寄り天、TOPIX指数は寄り天で寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押される展開となった。それでも売り急ぐという状況でもなく、安値圏ながらも前日の終値を上回って前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も堅調となる場面もあったのだが、上がれば売られるということで売り直され、前場の安値を下回ってさらに下値を試す動きとなった。
それでも逆に下がれば買われるということで底堅さも見られ、再度買い直された。ただ、積極的に買い上がるということでもなく、上がれば売られ、下がれば買われる展開が最後まで続き、値持ちはいいものの方向感に乏しい展開が最後まで続いた。最後は買い戻しも入り後場の高値圏で引けた。
小型銘柄は値動きの軽いものが幕間つなぎ的に買われ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった買いも少なく指数を動かす場面もほとんど見られず、上がれば売られ、下がれば買われる展開だった。
全く方向感に乏しい展開となった。指数に影響の大きな銘柄もまちまちで日経平均を大きく動かすこともなく、インデックス的な買いは入っていたようだが、多くなく、特に方向感はなかった。年末まで上がれば売られ、下がれば買われるような展開が続くか、あるいは上値の重さが嫌気されて買い戻し一巡となったものから売られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
方向感に乏しい展開で放れた方に大きく動きそうではあるが、まだ放れそうにもない。それでもいったん25日移動平均線や基準線のサポートを確認するような場面もあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



