日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 53,413.68円 △290.19円
為替 1ドル=159.57円
売買高(東証プライム、以下同) 18億9,049万株
売買代金 5兆2740億15百万円
値上り銘柄数 951銘柄
値下り銘柄数 561銘柄
騰落レシオ(25日) 89.90%

市況概況

原油価格上昇にも関わらずイラン戦争終結期待で堅調

週末の米国株は休場となり、イラン戦争終結の目途も立たずに原油先物価格の上昇が見られるなかで、週明けの日本市場は意外に高く始まった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良さから買い戻しが進んで戻りを試す動きとなった。いったん53,500円で上値を押さえられた形ではあったが、すぐに切り返して上値を試す動きとなり、54,000円台に乗せて高値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は先物が手仕舞い売りに押され、後場は前場の終値を大きく下回って始まった。それでもすぐに買い戻しが見られ再度戻りを試す動きとなった。ただ、今度は53,800円を超えると手仕舞い売りに押され、節目と見られる53,500円台まで上げ幅縮小となった。それでも値持ちはよかったが、特に買い材料がなく、原油先物価格が高止まりとなるなかでは買えない状況にあり、引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りも見られ、最後は53,500円を下回って後場の安値引けとなった。

小型銘柄も買い直されるものなども見られて総じて堅調、グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られることで売りにくく、売りにくいから下がらず、下がらないから買い戻し入るという場面もあった。さすがに最後は手仕舞い売りに押され指数を押し下げる要因となった。

月初の買いが続いているかのように指数先行、先物主導で堅調な展開となった。それでも相場全体としてはイラン戦争終結のめども立たないことで原油先物価格が高止まり、上値を積極的に買い上がるということでもない。このまま原油先物価格の高止まり、あるいは上昇が続けば改めてスタグフレーションを意識して売り急ぐ場面も出てくるだろう。買い戻し一巡となったものから売られると思う。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線や75日移動平均線、そして雲の下限(先行スパン2)が収れんしているところで上値を押さえられている。25日移動平均線と75日移動平均線がデッドクロスするところでもあり、一気に下押すのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!