日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 64,611.15円 ▼1,811.45円
為替 1ドル=163.79円
売買高(東証プライム、以下同) 22億3,948万株
売買代金 8兆4378億34百万円
値上り銘柄数 632銘柄
値下り銘柄数 877銘柄
騰落レシオ(25日) 114.32%

市況概況

売り材料が多くて売りやすいので大幅下落

米国株が軟調、特にナスダック指数が大きく下落して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく下落、これを受けて本日の日本市場は売り先行となった。

米国市場の引け後にインテルが予想を上回った決算を発表して時間外取引で買われていたこともあり、意外に値持ちのいい始まりとなったのだが、買い戻し一巡となると週末の手仕舞い売りもかさんで大きく下押す展開となった。イラン戦争激化もあり、原油価格の上昇もあり、利上げ懸念も高まっていることで買い戻し一巡となると売りたたかれるという展開で何とか節目と見られる64,500円で下げ渋りはしたものの大きく下落して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も先物の売りが止まらず、後場は前場の安値を意識するような水準から始まり、買いが入らないから売られて安値を更新する動きとなった。さすがにいったんは64,500円水準まで戻したのだが、さらに上値を買い上がるような材料もなく、予想を上回る決算を発表しても売られる銘柄なども見られ半導体株などを中心に買われすぎた銘柄の見切り売りが止まらなかった。引けを意識する時間帯からは再度売り直されて下値を試す動きとなったが、最後は買い戻しなどもあって何とか64,500円を回復、後場の高値圏で引けた。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、売り急ぐような動きも見られた。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売りが見られて指数を下押す場面が多かった。まとまった買いも見られたが特に買い急ぐということでもなく、指数を押し上げる力は弱かった。

本日も寄り付き段階は意外に値持ちがいいかな、と思われたのだが、ここのところ見られるように「戻れば売り」から「戻らないから売り」に変わり、最後は「下がるから売る」ということで大きな下げとなった。下がれば買いという雰囲気になっても買われないとすぐに売られるという状況で、ここで売りやすいだけに空売りが積み上がれば週明けからの買い戻しは期待できるのだろうし、逆に空売りが積み上がらないとさらに下値を試すことになるだろう。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線では下げ渋りとなったが、ここからさらに下落となると一気に雲を割り込んで節目らしい節目のないなかでの下落となる。まずはここで下げ止まるか、雲の下限(先行スパン2)までの調整と考えておく。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!