この記事は2026年9月1日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=maroke/stock.adobe.com)

2026年9月1日(火)の午後12時半時ごろに現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円に関しては、介入は入らないイメージだ。

先週8月28日(金)、160.20円付近の高値をつけ、昨日31日(月)も同レベルの高値をつけたもののその後やや反落し、本日9月1日(火)には159.80円付近まで値を戻している。

米国に関しては、ウォーシュFRB議長の発言から米金利が上昇気味で堅調推移。また、対イラン戦争も全く終結の兆しが見られない。

ルビオ国務長官が「しばらく経済制裁を中心に動きたいので戦争はやらない」といったが、舌の根も乾かぬうちに米国はイランに攻撃をしかけ、これを受けて原油価格は跳ね上がった。

実需のドル買いと有事のドル買いが出ており、円金利は上がりそうだが既に織り込まれているので実際に上がってもよほどのサプライスがない限り円買いにはならないだろう。

ベッセント米財務長官はこれまで、口先介入、レートチェック、協調介入、バイバック等あらゆることをやったが、どれもなかなか上手くいかないのが現状。

米金利はどんどん上昇し、10年債も4.78%レベルまできており非常にまずい状況だ。

4.8%を超えて5%になってくると、金融機関がかなり打撃を受け、金融不安を招く可能性もでてくるだろう。 長期金利の上昇から現在は、ドルが売られる状況ではなさそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、158.40~162.85円。展開としては、もみ合いつつ上昇していくイメージ。

介入があるとすればもう少し上の164円台、165円台辺りかと思っている。

しかしながら、その際は米国の協力は得られないのではないだろうか。よっておそらく日本単独となるだろう。 海外勢から見てもファンダメンタル面で円売りというのは明白なので、米ドル/円の上値トライをしに来るのではないかと考えている。

戦略的にはドル買いから入りたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。