2. ビットコインの入手方法
ビットコインを入手する方法は、大きく分けて2つあります。一つは、円やドルを支払って、ビットコインを購入する方法です。もう一つは、ビットコインを採掘して手に入れる方法です。
お金を払ってビットコインを購入する方法は、外貨を購入する方法とよく似ています。まず交換所に口座を開いて、入金し、ビットコインに買い注文を入れるだけです。交換所のMt.Goxは日本語サイトもありますので、手続きが安心して進められると思います。
ご参考: Mt.Gox(日本語サイト)
採掘してビットコインを手に入れる方法も作業自体は簡単です。採掘といっても、土を掘るのではなく、ビットコイン採掘用のソフトを起動させてパソコンでビットコインを採掘していきます。私たちがする仕事は、ソフトを起動させるだけです。
しかし現在、日本語でビットコインの採掘を指南するサイトはほとんどなく、各段階で、英語のページばかりです。したがって、まず英語が苦手な方は、採掘は避けた方がいいでしょう。しかし、裏を返せば、その分日本人でビットコインを採掘している人は少ないと考えられます。限られた量のビットコインを採掘しますので、採掘者の少ない方が取り分が多くなります。今のうちに頑張って、ビットコインを採掘してみるのもいいかもしれません。
3. ビットコインの注意点
ビットコインの最大の弱点は、通貨としての信認性が低いことです。
円やドル、ユーロに比べて歴史が浅く、通貨のバックボーンがしっかりしていないため、ビットコインの相場は、乱高下がしやすい環境となっています。また、ネット上ですべてを管理しますので、ハッカーなどに襲われる危険性もあります。パスワード管理などは、自己責任です。そしてビットコインの情報は、ほとんど英語で提供されています。文章を正しく理解する語学力も必要になります。
4. ビットコインの将来性
ビットコインは少しずつ私たちの生活の中に溶け込んできています。
2013年6月11日のイギリスの情報サイト「Telegraph」に“ビットコインベイビー“と表されたニュースが流れました。アメリカ・カルフォルニアの病院で、赤ちゃんの治療費にビットコインが使われた、という内容です。今後もビットコインの可能性は広がるとみて、大物ベンチャー投資家のフレッド・ウィルソン氏はビットコインへの投資を開始しています。ネット上で「ビットコイン」とニュース検索しても情報はほとんどありませんが、「bitcoin」と英語でニュース検索をすると海外の熱狂ぶりが伺えます。
現代社会に新しい価値を生み出した「ビットコイン」の動向は今後も目が離せません。
BY M.O
【参考ホームページ】
The Telegraph
【参考文献】
“ビットコインBitcoin”でお金持ちになれる?(著者オシママサラ)
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JD Hancock
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