(写真=Housmart)
固定金利と変動金利
マンションなどの住宅を購入する場合、現金での一括購入か、ローンを借りての購入の2パターンに分かれます。外国人投資家などを除いて、多くの方はローンを利用するのではないかと思います。
ローンを借りる時に悩ましいのが「どのタイプの住宅ローンを選ぶか?」ということです。ローンには大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2パターンがあることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。固定金利とはその名の通り、金利が一定期間決まっているタイプ、変動金利とは半年ごとに金利が見直されるタイプのローンをいいます。
高い人気を誇る固定金利
固定金利で一番有名なのは「フラット35」です。フラット35を使えば35年間という長期に渡って住宅ローンの金利が変わりません。特に今は住宅ローンの金利がとても低いこともあり、高い人気を誇っています。
またローンの中には「5年」「10年」などの一定期間のみ固定金利、という商品があります。30年でローンを組んだ場合、最初の5年は固定金利で何%、残りの25年間は変動金利が適用されるという商品です。
日本政策金融公庫は解約金なし
ちなみにあまり馴染みがないかもしれませんが、「日本政策金融公庫」の場合ローンの一括返済に対する違約金が発生しません。日本政策金融公庫は100%政府出資の政策金融機関です。あまり居住用のマンションを購入する場合には関係ありませんが、投資用のマンションを購入する場合日本政策金融公庫を利用するケースがあります。
日本政策金融公庫のマイナス点
固定金利にも関わらず、ローンの一括返済に対するペナルティが発生しない日本政策金融公庫ですが、難点はローンを貸してくれる期間が短いということです。ほとんどのケースで最長10年までしかローンを借りることが出来ないので、毎月のローン返済金額が大きくなってしまうのです。
まとめ
マンションを購入する時点で売却のタイミングがあらかじめ分かっていたり、ある程度ローンの返済期間中に売却する可能性がある場合は、そのタイミングの前までに固定金利の期間を設定しておくと良いでしょう。
(提供:Housmart Journal)
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