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(写真=Thinkstock/Getty Images)

<<目次>>

配当とは

配当とは、企業があげた利益の一部を株主に分配し還元することである。配当の金額は、基本的に、決算時に1回、中間決算で1回の年間で2回決定される。決算の時期は会社により異なるが、一般的な上場企業では3月の会社が多い。

配当利回りについて

株主が投資を行う指標として、配当利回りという考え方がある。配当利回りとは、株価に対する配当金の割合を示すものだ。

例えば、株価1,000円に対して、年間配当金30円を出す場合、30円÷1,000円=3%の配当利回りとなる。

今や都市銀行の定期預金に預けていても、利回りは0.025%と横並び、地方銀行でも1%に満たない。それに比較し上場企業の平均利回りをみると1%以上なのである。配当利回りの高い会社を選び賢く資産を運用したい。

配当利回りの注意点

配当利回りは株価に対する配当金の割合だから、配当金はそのままで株価が下がることでも上がることになる。例えば、1,000円の株価で、30円の配当を出す企業が、株価が下落して900円になると、30円÷900円=3.3%となる。つまり、株価が100円下落して、皮肉なことに0.3%配当利回りが上がるのだ。

配当利回りはあくまで株価に対する割合であるから、不況時には全体的に株価は下落し、配当利回りは上昇傾向になる。逆に、好況時には全体的に株価は上昇するので、配当利回りは下落傾向になる。

また、業績悪化が要因で株価が下落しているような場合、業績の下方修正がされ、次年度決算時には配当金を減らされてしまうこともあるので注意しなければならない。

Yahoo!ファイナンスなどで配当ランキングをチェック場合でも、選んだ会社が利益を出しているか、株価のチャートが右肩上がりの傾向であるかなど、同業他社の数字と比較して確認する必要がある。

高配当株10選

Yahoo!ファイナンス4月10日時点の高配当ランキングにおいて、直近の利益予想が好調で、過去3か月間の株価チャートが右肩上がり傾向の株を紹介する。

1.高配当ランキング1位 (株)アサツーディ・ケイ<9747>

予想配当利回りは16.6%とダントツになっている。広告業界3位で、前身は旭通信社。特筆すべきは、2013年12月期での1株あたり配当金は141円だったのが、2014年12月期では1株あたり配当金571円と4倍にもなっている点だ。

2.高配当ランキング7位 極東証券(株)<8706>

予想配当利回りは4.7%。富裕層向けの対面営業の証券会社で、株式市場が活性化している中、順調に経常利益を出している。

3.高配当ランキング11位 (株)NSD<9759>

予想配当利回りが高く4.4%となっている。情報サービス大手で、金融機関向けのシステム開発を手がけている。ここ2年で、売上高、営業利益ともに順調に伸びている。

4.高配当ランキング15位 (株)ハウスフリーダム<8996>

南大阪、福岡を地盤として不動産業を展開している。2014年12月期の決算では予想を大きく上回る経常利益を出しており業績好調だ。

5.高配当ランキング20位 (株)学究社<9769>

予想配当利回りが4.2%となっている。(株)学究社は、小学生および中学生対象に都内の中高一貫校受験教育をてがけている進学塾である。第3四半期の2014年12月期で前年の決算の経常利益を400万円近くも上回る経常利益を出しており、今後も拡大が期待できる。

6.高配当ランキング24位 ダイコク電機(株)<6430>

ホール向けコンピュータシステム最大手で、パチンコとパチスロの製造も手がけている。前年、今年と安定した経常利益を出している。

7.高配当ランキング25位 (株)ウィザス<9696>

予想配当利回りは4%となっている。近畿を地盤とした集団指導塾、個別指導塾、通信制高校を運営し、2014年度第3四半期では、中間決算時の10倍の経常利益を出している。

8.高配当ランキング26位 三井物産(株)<8031>

予想配当利回りは4%。いわずと知れた超大手商社である。前年、今年と安定した経常利益を出している。

9.高配当ランキング29位 ビーピー・カストロール(株)<5015>

予想配当利回りは3.9%となっている。石油メジャーのBPが実質的な筆頭株主で、自動車用潤滑油を主力製品としている。今年の決算では、予想を上回る経常利益を出している。

10.高配当ランキング46位 東京エレクトロンデバイス(株)<2760>

配当利回りは3.7%。産業用に強い半導体商社だ。2015年3月期の本決算業績予想は昨年の経常利益を20%も上回る予想だ。

高配当の10社に共通していることは、どの企業も昨年より今年の経常利益が上向いており、業種はさまざまだが独自の売りとなる製品やノウハウを持ち売上を伸ばしている、といえる。

配当利回りだけではなく、企業の特徴や強みにも注目して高配当株を選んでほしい。


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