旅行予約サイト大手の楽天トラベルでは、2014年2月28日から2015年2月28日の間に、同社のサイトから東京都の宿泊施設へ宿泊した客を対象に、アンケートを実施。総数3、088票から東京で一番おいしかったご当地グルメをランキング形式でベスト10にまとめた。今回は、東京ならではのグルメが有名なご当地を紹介していく。


10位 赤羽・うなぎの蒲焼

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(写真=PIXTA)

「みんなが住みたい街ランキング2015 関東版」の「実は穴場な街ランキング」で2位にランクイン。不動産のプロもおすすめするというこのエリアは、大型スーパーと昔ながらの商店街が共存する暮らしやすい街。JRの7路線と東京メトロが走り、都心へのアクセスが良い割には家賃がリーズナブルで、子育てファミリーで賑わっている。


9位 浅草・どぜう鍋

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(写真=PIXTA)

都内最古の寺・浅草寺をはじめとして伝統ある文化と歴史の香りが漂う、一大観光スポット。しかしその実、観光は同エリアの一部分にしか過ぎず、地元っ子も多く住まう古きよき街である。交通の便もよく、大通りから一歩入れば風情のある住宅が軒を連ね、喧騒と静寂が入り交じる独特の雰囲気が魅力だ。


8位 新橋・焼き鳥

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勤め人が多く集まる街として知られている。そのため週末や休日は閑散としているかといえばそうでもなく、駅前から10分程度歩けば住宅街が広がっている。同エリアの賃料相場はワンルームでも15万円前後と高価格帯。というのも、アクセスが抜群によいのが一番の理由だ。

JRの4路線のほか、地下鉄が2路線、ゆりかもめも使えるうえ、都内の中心部にはどのスポットでも大体15分ほどで行けてしまう。また、緑地や飲食店、スーパー、教育施設なども充分に備わっており、衣食住全てにおいて満足のいく環境が整っているのだ。


7位 神田・そば

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(写真=PIXTA)

JR神田駅の西側に広がるエリア・神田は、老舗の料亭や昔ながらの商店街、出版社、世界一の古書店街などが点在している情緒的な街。ゆったりと過ごせるレトロな雰囲気が多くの人を惹きつけている。また神田はそばやカレーも有名で、B級グルメを求めてやってくる学生も多い。近くには皇居もあり、自然環境も申し分なしだ。


6位 日本橋・天丼

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(写真=PIXTA)

江戸時代から商業・経済の街として、両替商や魚河岸などの商店が集まり栄えた日本橋は、今も日本経済の中心地。特に海鮮問屋が多く集まった背景から天ぷらのほか寿司や鰻などの名店が揃っている。そんな街には意外にも昔からの住人が多く、下町風情が色濃く残る明るい雰囲気が特長。

また5つの駅が徒歩5分圏内に密集しており、銀座や大手町、六本木などへのアクセスも充分。隅田川や浜町公園など、都心にありながら自然が適度にあることもポイントだ。伝統が息づく同エリアは、誰もが憧れる一級住宅地なのだ。