6月2日、 世界最大の旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」が、投稿された世界中の旅行者のクチコミ評価をもとに、旅行で訪れた際に必ず行くランドマーク(歴史的建造物や遺跡などの観光名所)の2015年版ランキングが発表された。その「トラベラーズチョイス アジアの人気観光スポット2015ランドマーク編」を紹介する。日本人にも大人気のアジアだが、最近は欧米人にもとても人気が高まっている。どんな場所が観光客を引きつけているのだろうか。


25位 ゲハルト修道院(アルメニア)

アルメニアにある渓谷の険しい絶壁にひっそりとたたずむ13世紀の修道院で、洞窟教会や洞窟墓地は石灰岩を掘って建造された。2000年に世界遺産に登録、近年観光客が急増している。


24位 タクツァン僧院(ブータン)

デリーにある2005年建造の新しいヒンズー教の寺院。大理石で造られた美しいデザインが特徴的で観光要素も強く、とにかく巨大。撮影が禁止されているのもクチコミが多い理由だろうか。


21位 メヘラーンガル砦(インド)

ホーチミンにあるベトナム戦争で激戦区となった全長20km以上におよぶトンネル。20年もの歳月をかけて掘られた。一部開放されており、落とし穴や武器など生々しい傷痕が残っている。


19位 天壇(中国)

北京で最も規模が大きく、美しいとされている「壇」が天壇だろう。シンボルである祈年殿は紹興酒や中国茶のパッケージでもおなじみだ。広大な公園は地元民の憩いの場所にもなっている。


18位 ボダナート・ストゥーバ(ネパール)

首都カトマンズの仏教の聖地。一見コミカルにも見える「目」はブッダの知恵の目だ。「カトマンズの渓谷」の一部として世界遺産に登録されている。


17位 バガンの寺院(ミャンマー)

(写真=PIXTA)

世界三大仏教遺跡のひとつ。見どころは広大な緑の平原に大小さまざまなパゴタ(仏塔)や寺院が立ち並ぶ風景だろう。朝焼けや夕焼けに染まる遺跡群の姿は神秘的で感動的だ。


16位 金閣寺(日本・京都)

(写真=PIXTA)

日本が世界に誇るランドマークが昨年の圏外からランクインに浮上した。黄金に輝くその姿は四季折々で表情を変え、水面に映るそのたたずまいも絵のように美しい。年間参拝者数は500万人を超える。