2015年4月、楽天リサーチは『世界の旅行先に関する調査』を実施し、その結果を公表した。調査の対象となったのは、1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)に居住する18歳~44歳の男女で、2014年1月以降に宿泊を伴う日本国内旅行および海外旅行に行った経験のある1,467人。調査項目のうち、「もう一度行きたいと思った」旅行先のランキングは以下のとおりである。なお今回の調査では、アミューズメントパーク、博物館・美術館、動物園・水族館、教会・神社仏閣、景勝地が旅行先の対象となっている。

第10位 厳島神社(広島) 55人


テーマパークの王道的存在として、不動の人気を誇っているのが東京ディズニーランドだ。リピーターの集客に関しては国内最強の施設であり、開園から32年の時を経ても変わらぬ人気に支えられている。

本調査で「もう一度行きたいと思った」と答えた旅行者評価のうち、東京ディズニーランド(TDL)(千葉)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)が同数で第1位となっている。そして沖縄美ら海水族館(沖縄)が本土にはない群を抜く魅力を発揮し、それに続いている。また、第5位には東京ディズニーシー(TDS)がランキングされており、ディズニー関連施設がテーマパークとして非常に強いプレゼンスを見せつけている。

そのような中、フランスのルーヴル美術館が唯一、海外の旅行先としてランキングされており、ルーヴル美術館は特別な存在であることがわかる。世界遺産として注目されている富士山も、定番の存在としてその地位を維持している。

こうしてランキングを見てみると、オーソドックスな有名観光地が評価されていることがうかがえる。日本人にとって、もう一度行きたい旅行先とはそういう存在なのだ。(ZUU online 編集部)