米食品医薬品局(FDA)は8月18日、女性用の性的欲求低下障害の治療薬「新薬フリバンセリン(商品名アディ)」を処方薬として認可したと発表した。

フリバンセリンは「女性用バイアグラ」とも呼ばれている。「バイアグラ」は身体機能に作用するのに対し、フリバンセリンは抗うつ剤のように脳神経系に働きかける。

米スプラウト・ファーマシューティカルズ(ノースカロライナ州)が販売する。同社は10月中旬から発売する意向だが、価格などは公表していない。

同薬は、2010年と13年にFDAが顕著な効能がみられないなどとして承認しなかったが、今年6月にFDAの諮問委員会から承認勧告が出ていた。(ZUU online 編集部)

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