その4 年長者との会話が盛り上げられる

落語に親しんでいる人は若年層より中高年のほうが多く、話題にできる可能性は高い。他の若手が知らない話題で盛り上がることもできる。

たとえ話し相手が落語について詳しくなくても、「目黒のサンマ」「時そば」「子別れ」くらいのあらすじは誰でも教養として知っているもの。ふとした瞬間にそうした話題に触れることで、「こいつはモノを知っているな」と気に入られる可能性は高まるはずだ。

その5 知識と教養、生きる知恵を吸収できる

日本の伝統的な話芸である落語には、今はもう忘れられそうな古き良き文化や慣習がちりばめられている。落語に親しめば親しむほど、知識の広がりを感じ取ることができるだろう。自分に自信がもてるようになれば、仕事もプライベートも前向きに取り組むことができる。

様々な古典落語を聴いてみると、人間の悩みの本質は古今東西変わらないことが分かるし、学校では教えてくれない“世渡り力”を身につけることができる。

その6 ストレス解消して楽しく過ごせる

ただただ「面白くて笑える」ということが落語の魅力の1ついっていい。自然と笑みがこぼれ、誰もが笑顔になれる。「笑い」は人の心を安らかしてくれる。

最近では、「笑い」は免疫力をアップさせる、ストレスに強くなる、といった研究報告がされるなど、その健康効果が大きく期待されている。落語には、毎日を楽しくしてくれるパワーがあるのだ。 (ZUU online 編集部)