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NISA口座には高配当銘柄を入れたいと考えている人も多いのではないでしょうか。今回は流動性を意識しつつ、配当利回りの高い銘柄を7つピックアップしました。


企業が積極的に株主還元をしている

リーマンショック、東日本大震災、数年にわたる円高を乗り越え、企業の業績が上向いてきています。2013年の3月期には、4社に1社が増配復配を行ったというデータがありますが、2014年3月期はさらに増えることが期待されます。ミニバブルと言われていた2008年3月期の配当総額は7兆7,000億円(野村證券調べ)と言われていますが、昨年はこの配当総額を上回る8兆1,000億円となりました。今年の配当総額がこれを上回るかどうかどうか注目しておきたいところです。そんな中、今回は配当利回りが高く、しかも時価総額が大きい企業をピックアップしてみました。時価総額が大きければ、流動性の観点からも安心して投資ができます。配当利回りなどは2014年4月17日におけるSBI証券の数値を参考にしています。


あおぞら銀行

あおぞら銀行は1998年に経営破たんした日本債券信用銀行が前身です。特別公的管理銀行となったのち、ソフトバンク等が株主となり、その後、米サーベラスグループが2006年の再上場時まで株主として君臨していました。現在では公的資金完済も視野に入っており、安定した業績を残しています。予想配当利回りは4.73%と高く、また、四半期配当を行っている点も特徴的です。PBRが0.99、PERが11.09であり、大手銀行と比べると若干割高感がありますが、配当金はここ数年増配を続けており、今後も配当金の積み上げが期待できます。


キヤノン

キヤノンは、言わずと知れたカメラ、事務機器の世界大手です。カメラの印象が強い企業ですが半導体・液晶露光装置・医療機器なども手掛けています。自己資本比率も68%強と高く、財務内容もかなり良い企業です。また、株主還元にも積極的な企業として有名です。配当利回りは4.04%、PBRが1.26倍、PERが17.89倍です。割安感は乏しいですが、リーマンショック前に7,000円を超えていたことを考えると、今の株価(3218円/2014年4月17日終値)は魅力的にも見えます。但し、2013年12月期は数度の業績下方修正を行いました。業績を見極めながら投資するといったスタンスがより重要になってきます。


積水ハウス

積水ハウスは大和ハウスと並ぶ住宅業界の超大手企業です。もともと積水化学工業のハウス事業部からその歴史をスタートさせています。戸建て住宅のみならず、賃貸住宅、リフォーム事業なども手掛けています。また、出口の1つとしてJ-REIT(積水ハウス・SI投資法人)を持っていることも注目です。配当利回りは3.89%、PBRが0.95%、PERが9.91%の割高感もありません。今年に入って株価の下値も切り下がってきており、投資のチャンスをうかがっておく銘柄の1つとしてみておくのも面白いかもしれません。なお、1000株以上保有すれば、株主優待品として新米5kgが送られてきます。個人投資家にとっては、持っている楽しみが配当の他にもあるということになります。