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「妻の収入はアテにしない」住宅購入に悩む夫婦にFPが助言したこと

Cople family looking to new modern big house
(写真=Thinkstock/Getty Images)

 人生で「1番高い買い物」と言われる住宅購入。結婚やこどもの誕生など、生活環境が変わるタイミングで検討する人が多いのではないだろうか。戸建てとマンション、どちらを購入すべきか悩むことも少なくない。そこで自宅購入のためのポイントについて筆者が実際に相談を受けた事例をもとに確認していこう。

 「生活スタイル」「購入や維持にかかる費用」「利用できる公的補助制度」の3つの観点からアドバイスをした。

 相談者プロフィールは次の通り。
  ▼顧客情報
   ・相談者:30代夫婦
   ・職業:夫・会社員、妻・専業主婦
   ・子ども:幼稚園児1人
   ・年収650万円
   ・貯蓄400万円
  ▼顧客の希望
   ・子どもが幼稚園児の間に住宅を購入したいが一戸建てとマンションで迷っている
   ・妻は現在専業主婦だが、子どもが小学校に上がるタイミングで就職を検討
   ・子どもはできれば中学校から私立へ入れたいと思っている

戸建てかマンションか

 戸建てかマンションかという問題について考えてみよう。

 その家族にとってベストな住まいは、もう一人子どもが欲しい場合、介護のため親を引き取ることになりそうな場合など、家族構成が変わることにより変わってくる。また、今後どんな環境で生活していきたいかの希望、その家にいつまで住むのかといったことを考えておくことも大切になる。「生活スタイル」を踏まえたうえで、家族にとって価値のある住まいを選択しよう。

 まず通勤・通学や買い物など生活全般のことを考えると、「利便性」は大きな評価ポイントとなる。

 マンションは区分所有者それぞれが土地代を負担するため、地価の高い駅前などでも低予算で購入しやすい。ただし、騒音や振動に対しての気遣いが必要となる。学校の授業でダンスが必修化となってから、家で練習をして苦情となるケースも。ピアノなど楽器の演奏についても配慮が必要だ。

 戸建ての場合は郊外に土地を確保してあることが多いため、静かな住環境で子育てがしやすい。築年数が経過すると建物の資産価値は無くなるが、土地はある程度の資産価値を保ち続けることもできる。ただし、自宅周りの清掃や庭の管理、ごみ収集後の掃除当番など清潔に暮らすための管理に時間がとられるという難点もある。また、一戸の家として独立性が高くプライバシーは保ちやすいが、独自で防犯に取組む必要があり子どもが小さいうちはひとりで留守番をさせることに不安を感じる人もいる。

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