ジュニアNISAで避けたほうがいい投資信託とは?

NISAやジュニアNISAとも長期運用が基本になるでしょう。特にジュニアNISAで0歳の子どもが活用した場合、原則として18年間は払い出しができないためその傾向が強まります。

長期運用で投資信託を考えた場合には、テーマやトレンドによって銘柄を選択するファンド(テーマ型ファンド)は避けた方がいいかと考えます。 業種や地域が偏り、いい時と悪い時(ブームが去った時)のブレ幅(リスク)が大きくなる可能性があるためです。

また、投資信託のコストに対しても目配りが必要です。特に保有期間中に掛かる信託報酬について注目しておきましょう。

仮に投資信託を10年間保有した場合、信託報酬2%のファンドと、1%のファンドを比べると、10%「(2%-1%)×10年間=10%」のコスト差があり、運用利回りを低下させる要因となります。

複利効果を考えた場合、分配金をほとんど出さないものにするか、分配金を出すファンドでも分配金を再投資する方が、非課税制度による効果を期待することができます。

恩田雅之(おんだ・まさゆき)
ファイナンシャル・プランナー。オンダFP事務所/代表 会社URL http://onda-fp-jimusho.com/

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