(写真=PIXTA)

冬のオフィスには「寒さ・乾燥・静電気」という3つの天敵が潜んでいる。冷え性の多い女性はもちろん、男性も注意をしたほうがいい。そこでオフィスで気をつけたい「防寒・保湿・静電気対策」の3点について予習しておきたい。


何といっても寒いオフィス

暖房の効きがよくないオフィスもあるし、座席の位置によっては寒いこともある。空調や温度設定を自分で勝手に調整できなければ、壁から床からじわじわと寒さが伝わってくる。寒さを我慢できても、体は冷えてしまい仕事に集中できなくなります。そこでおすすめの「自分の周りだけを温かくする」方法を紹介します。

インナー 肌色のヒートテックはワイシャツに透けない

インナーにはユニクロのヒートテックなど薄くても保温機能の高いものがいい。最近はワイシャツの下に着ても目立たない肌色のものもある。分厚い服を1枚着るよりも、薄手のものを何枚も重ね着すると保湿効果が上がる。首元や腰回りを温めるとなおよい。

ひざ掛け・カイロ・湯たんぽをデスクで使用

オフィスで簡単にできる防寒対策としてひざ掛けが重宝する。まず、太ももから腰回りを温めます。最近ではUSB給電タイプのひざ掛けもあり、電気で温かくなる。

手先の冷えにはカイロがおすすめだ。使い捨てだけでなく、充電式もあるほか、スイッチでオフにしたり、温度調節したりできる。サンダル履きが許されているオフィス内であれば、足元を湯たんぽで温めるとよい。最近はレンジで温める湯たんぽもあり、持ち運びも軽く便利だ。

足もとに段ボールを敷く

驚かれるかもしれないが、意外いいいのが、デスクの下の見えない部分、足もとに段ボールを広げて置くことだ。床から伝わってくる冷えをさえぎる効果がある。見た目はあまり良くないが、目立ちにくい場所でもあるので、一度試してみる価値はあるだろう。

体を温める飲み物を飲む

飲み物には体を冷やすものと温めるものがある。たとえば眠気覚ましにたくさん飲む人も多いコーヒーは体を冷やす効果がある。体を温める食べ物の代表としては、生姜がある。紅茶など様々な飲み物に入れて試してみるのも良いだろう。

時々立って体を動かす

寒い中、オフィス内で長時間座りっぱなしの体勢でいると、血流が悪くなりさらに体が冷える。休憩時間やトイレにいく際には体を伸ばしたり、動かしたりして体内の循環を良くするように心がけてはどうだろうか。