初詣

(写真=PIXTA)

「運」とは正しい「機」をとらえること。そして、正しい「機」をとらえるには、季節の節目節目で日本古来の年中行事をきちんと押さえることが有効だ。初詣はその絶好の機会。金運を高めるといわれる神社にお参りしてビジネスの盛業を祈り、新たな年を豊かな気持ちで迎えてはいかがだろうか。

東北・北海道の神社の特色

東北は、大和朝廷成立後も長い間、朝廷に屈しなかった勢力がいた地であり、そのことから「武」の運気を授けてくれる神社が多いようだ。また、手つかずの自然を擁する霊山も多く、古くからの崇敬を集めている。

北海道には、開拓が始まってから作られた新しい神社が多く、「開拓」と「神社」は切っても切り離せない関係となっている。そこから、ビジネス上の新規開拓の成功をご利益とする神社も少なくない。これは、ほかの地域の神社にはない特色だ。

金華山黄金山神社 日本で初めて金を産した地で金運を祈る

金華山は、恐山、出羽三山と並ぶ奥州三大霊場の1つ。島全体が神域ともされ、その中心ともいえる金華山黄金山神社は日本で初めての金を産したことを祝って創建された神社だ。ここには、金山毘古神(かなやまひこのかみ)、金山毘売神(かなやまびめのかみ)など、鉱山の神がまつられているが、その名称から「3年続けて参拝すれば一生お金に不自由しない」として、商売繁盛や開運招福を願う人々が数多く参拝する。

金華山には船で行くことになるが、鮎川港と女川港からは日曜日のみの定期便しかなく、平日は不定期のモーターボートが運航しているだけなので、特に年始の参拝は事前の確認が必要となる。


金華山黄金山神社(きんかさんこがねやまじんじゃ)
宮城県石巻市鮎川浜金華山5 TEL.0225-45-2301

金蛇水神社 「蛇紋石」を財布で撫でるとお金が入る!?

宮城県岩沼市にある金蛇水神社は金運円満や商売繁盛など財力向上の御利益のある神社として知られており、特に商人や実業家から篤い崇敬を受けている。水の神である水速女命(みずはやめのみこと)がまつられ、御神体は「金蛇」。蛇は古来、水神の神使や化身とされ、脱皮を繰り返して成長する姿から再生や無限の象徴となり、そこから金運や無限の知恵を生み出すものとして信仰を集めてきた。

境内には、水の女神である金蛇弁財天(かなへびべんざいてん)もまつられており、やはり、財力や知恵、技芸向上の御利益があるとして崇敬を集める。

拝殿の南側には蛇の模様が浮き出た「蛇紋(じゃもん)石」が数多く並んでおり、その中から直感で1つを選んで手で撫でると金運に恵まれるといい、財布で撫でるとお金が財布にたくさん入るようになるといわれている。

ただし、穴が開いた賽銭(5円や50円玉)を供えると、蛇が通り抜け御利益が抜けてしまうというので注意したい。


金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)
宮城県岩沼市三色吉字水神7 TEL.0223-22-2672