社会貢献については、常時、経営者の方々から、色んなお話を聞かせていただいています。 しかし、一言で社会貢献といっても、いろんな種類の社会貢献があります。 経営者の数だけ、社会貢献がある、といってもよいくらいです。 よって、この社会貢献に関しては、シリーズでお送りしたいと思います。 今回は、その第1弾です。
今回は、先祖代々、地元でスーパーを経営されている経営者一族で、現在も経営されているご家族に取材をさせていただきました。
社会貢献の定義
社会貢献といえば、非営利のみならず、営利の社会貢献も考えられます。 また、寄付などによる、節税対策のための社会貢献もあります。 それぞれが、素晴らしい社会貢献です。
その中でも、業務なのか、慈善事業なのか、ハッキリとした境界線がみえない社会貢献もあります。 例えば、園芸会社が、自社の土地に植樹し、公園にすること。 これは、素晴らしい社会貢献ですが、自社の宣伝ともいえます。 または飲料会社が、自社工場内でツアーをし、試飲をしてもらう、というのは大変な社会貢献ですが、営利目的ともいえます。 そして、一般の人達には、社会貢献でもあり、かつ宣伝活動にも見えることでしょう。
よって、自社の敷地内でおこなっているもの、または自社名をもちいて他所でおこなうものは、ここでお話させていただく社会貢献からは除外させていただくこととします。