「起業意識が高い国ランキング」が発表され、日本は調査国44カ国中最下位、中国2位、韓国28位であることが分かった。1位はインド、3位タイ、4位ベトナムとアジア地域の発展途上国が上位を占めている。
起業が盛んに行われているイメージの強いアメリカは14位となっており、また経済先進国のフランス(34位)、ドイツ(41位)は大きく低迷した。この調査はアムウェイが世界44カ国、男女計4万9775人を対象に実施した。
各質問で「はい」と答えた人の割合(スコア)と、このスコアを元に出された順位が国ごとに発表された。3つの質問とは「以下の文章にあなた自身が同意できますか?」というものだ。
以下のこととは「起業(活動)は自分にとって魅力的なキャリアのチャンスである(企業への関心・意識)」「家族や友人の説得が起業(活動)の妨げになることはない(外的障害への耐性)」「起業に必要なスキルや情報源を保有している(起業に対する自己能力の肯定)」--だ。
最下位日本は「企業への関心・意識」が29%、「外的障害への耐性」19%、「起業に対する自己能力の肯定」8%となっており、特に「企業に対する自己能力の肯定」が全調査国のなかで唯一の一桁台となっている。
一方、2位の中国は「企業への関心・意識」が85%、「外的障害への耐性」76%、「起業に対する自己能力の肯定」68%と全ての項目において、日本と大きく差をつけた。
1位インド 「起業への関心・意識」94%
1位 インド
2位 中国
3位 タイ
4位 ベトナム
5位 南アフリカ
6位 メキシコ
7位 マレーシア
8位 スロベニア
9位 ブラジル
10位 トルコ
11位 リトアニア
12位 コロンビア
13位 フィンランド
14位 アメリカ
15位 デンマーク
16位 オランダ
17位 チェコ
18位 ギリシャ
19位 アイルランド
20位 オーストラリア
21位 イタリア
22位 カナダ
23位 スウェーデン
24位 イギリス
25位 スイス
26位 スロバキア
27位 ラトビア
28位 韓国
29位 ノルウェー
30位 スペイン
31位 ポルトガル
32位 エストニア
33位 ベルギー
34位 フランス
35位 ルーマニア
36位 ハンガリー
37位 ブルガリア
38位 オーストリア
39位 ウクライナ
40位 ロシア
41位 ドイツ
42位 ポーランド
43位 クロアチア
44位 日本
(ZUU online 編集部)
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