7月15日に上場を控えるLINEの公開価格が本日決定した。仮条件2900円〜3300円の上限である3300円となった。14日に上場するニューヨーク証券取引所での公開価格は32.84ドルに決定した。公開価格と同時に上場市場や株式発行数も決定。上場市場は東証1部となった。11日に発表された最新情報を踏まえ、改めてLINEのIPOに関する詳細情報を整理して行こう。

公開価格

仮条件2900円〜3300円に対し、公開価格は上限の3300円に決定した。ニューヨーク証券取引所における公開価格は32.84ドルだ。上場時の発行済株式数は2億999万2000株なので、上場時の時価総額は約6929億円となる。上場に伴い調達する資金は約1155億円となり、日米共に今年最大のIPOである。

公募・売り出し

公開価格と同時に、公募・売出し株式数も決定した。

公募売り出し

OA(オーバーアロットメント)とは

公募・売り出しの数量を大きく超える需要がある場合に株価が上がりすぎるなどの需給環境悪化が想定されるが、これを防止するために導入された制度のこと。主幹事証券会社が発行会社の大株主などから株を一時的に借り、同一条件で投資家に対し追加的売り出しを行うことをいう。公募枚数・売り出し枚数の15%までが上限と決まっている。現在のIPO銘柄の半分以上はオーバーアロットメントを採用している。

公募株式数、売出し株式数は上の表の通りである。公募株式数は国内1300万株、海外2200万株で合計3500万株、売出し株式数は国内195万株、海外330万株で合計525万株と、ともに予定通りとなった。

なお、海外募集及び海外における売出し株式については、国内投資家でも、株式に代わるADR(米国預託証券)の交付を米国上場当日から受けることが可能だ。

LINEのIPO 今後のスケジュール

公開価格も決定し、上場目前となったLINE。今後のスケジュールを整理しよう。ブックビルディング期間中にLINEのIPO抽選に申し込んだ方は、本日抽選結果がわかっただろう。申し込み期間は7月12日(火)、13日(水)の2日間しか設定されていないので、当選した方は忘れずに申し込みを行いたい。振込期日は7月14日となっている。米国上場は現地時間で7月14日、東証1部上場は7月15日だ。

上場時の初値等も気になるところだが、上場後のLINEの動きにも注目したい。上場後の株価はどのような値動きをするのか、そして現在掲げている事業展開、さらなる世界進出を長期的に進めて行くことはできるだろうか。世界中のユーザーにとっての生活プラットフォームとなることを目指すLINEの成長において、今回のIPOは非常に大きな意味を持つに違いない。

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