倒産件数が少ない星座「トップ3」
一方、倒産した社長の数が少ないトップ3のデータは以下の通り。
1.ふたご座 <5月21日~6月21日生まれ> 8576人
2.おうし座 <4月20日~5月20日生まれ> 8900人
3.かに座 <6月22日~7月22日生まれ> 9001人
倒産件数の多いトップ3は僅差で、星座と倒産件数の因果関係を証明するには、インパクトがやや欠ける印象かもしれないが、トップのみずがめ座と最も少ないふたご座には、1.3倍ほどの開きがあり、多少なりとも社長の星座が倒産に影響を及ぼしているのかもしれない。倒産が少ない社長の星座も、4月から7月までの連続する星座が占めている。
さらに、誕生日別で分析を進めると、元旦生まれの社長の倒産人数が最も多く1156人。1月2日生まれが817人、1月3日生まれが547人と続き、正月3日間に生まれた社長がトップ3を独占。一方、倒産が少ない社長の誕生日は2月29日の37人。しかし、うるう年で4年に1度しかないという事情がある。これを除くと、12月31日生まれが110人で最も少なく、12月29日生まれの156人が続いた。年を跨ぐか跨がないかの誕生日の違いで、倒産件数は桁違いに変わってくるのだ。
会社倒産のXデー、その日の星座は?
社長の星座から倒産のリスクが判明した後、気になるのは会社が倒産するXデーがいつやってくるのかという点ではないだろうか。社長の星座と倒産日を対比して分析すると、社長の星座がうお座で倒産日もうお座となるケースが最多で1056件、社長がみずがめ座で倒産日がうお座の1042件、社長がやぎ座で倒産日がみずがめ座の997件と続いた。社長の星座にかかわらず、やぎ座の時期の倒産日が最も少ないことが判明した。
会社が倒産するまでの期間を社長の星座別で比較すると、やぎ座が26.9年と最も長く、いて座26.8年、みずがめ座が26.7年とトップ3を占めた。やぎ座とみずがめ座は、倒産した社長の星座ランキングではトップ3に入ったが、一方で、倒産するまでの期間は相対的に長いことから、会社が苦しい状況に陥っても、粘り強く経営を続けていた姿が浮かび上がる。
一方、倒産期間までの最短はふたご座とかに座で25.8年となり、トップのやぎ座とは1.1年の差がついた。ふたご座は、頭の回転が速く、幅広い興味を示し誰とでも打ち解けられる柔軟性がある一方、ドライな感覚も持ち合わせ、見限るのも早いとされており、会社が危機的な状況に巻き込まれると、割り切って倒産という選択肢を決断するのかもしれない。
20数年ビジネスを続けていると、倒産した時に、その社長がいくつだったのかという疑問が湧くかもしれない。倒産時の社長の年齢を星座別でみると、やぎ座の平均年齢が最も高く58.5歳、うお座58.47歳、みずがめ座58.42歳と続いた。一方、年齢の若いランキングでは、かに座が57.0歳でトップ、ふたご座57.2歳、しし座57.4歳となった。
これまで自分の星座で、今日の運勢を気にかけてきたビジネスパーソンも今日からは、自分の会社の社長や取引先の代表などの星座をチェックして、会社の経営状況と照らしあわせながら、リスクを管理することも重要になってくるかもしれない。また、倒産日の星座もある程度の傾向が示されており、その時期がくれば警戒を強めることも必要なるだろう。(ZUU online 編集部)