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「故人を弔う」という本質に焦点

葬儀も「合理的」に 家族葬増加3つの理由

家族葬
(写真=Thinkstock/Getty Images)

「義理や付き合いを避けて葬儀を行いたい」と家族葬へのニーズが高まっている。刊誌「仏事」を出版する鎌倉新書が全国の葬儀社217社を対象に平成26年に実施した調査によると、参列者31人以上の「一般的葬儀」は全体の42%。30人以下の「家族葬」が32%。「1日葬」が9%、「直葬」が16%だったとのこと。いま家族葬が増えている理由をみていこう。

1.「アットホーム」を葬儀に求める

家族葬が増えている一つの理由は、心のこもったアットホームさにある。従来の葬儀の場合、遺族は葬儀の準備や参列者の対応などに追われ、故人を偲ぶ時間がない場合が多かった。多くの部分が無駄なものと考えられ、余計なお金を使いたくないという傾向が増えてきているのではないだろうか。

もとより葬儀は遺族が故人との別れを惜しみ、冥福と成仏を祈る儀式だ。ごく限られた人たちのみで執り行い、遺族がゆったりと故人を偲ぶことができる家族葬は、あるべき形に戻ったともいえよう。

2.宗教観に合わせて自由に行える

故人や遺族の宗教観に合わせて自由に行えることも家族葬の広がりの理由に挙げられる。家族葬では、仏式葬儀から無宗教の葬儀まで幅広く行われている。しかも、仏式でも僧侶を呼ばない場合や、無宗教でも焼香をする場合がある。個人の宗教観に沿ってアレンジできるということだ。

これまで、葬儀においてはことさらしきたりが重要視されてきた。葬儀屋が「これがしきたりです…」と言えば、遺族も従わざるを得なかったかもしれない。しかし、これからの時代、それぞれの家族のそれぞれの宗教観に合った、自由な葬儀がより好まれるようになるだろう。

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