レッドブル,カフェイン,モンスターエナジー,エナジードリンク
(写真=PIXTA)

多忙な仕事の疲れを手軽に解消する目的で、ビジネスパーソンの間で「エナジードリンク」の人気が今高まっている。忙しさから、睡眠不足や栄養不足に陥りがちなビジネスマンには、便利で利用しやすい飲み物だ。

一般的には「栄養ドリンク剤」と呼ばれる飲料がよく飲まれているが、このエナジードリンクとの違いはどのようなところなのか、はっきり理解できている人はそう多くないはず。

エナジードリンクとはどのようなものなのか。そして期待できるメリットや気をつけなくてはいけないデメリットにはどのようなものがあるのだろうか。

エナジードリンクとはどんな飲料?ドリンク剤との違いは?

エナジードリンクとは、疲れているときなどに元気になりたい・栄養補給したいという目的で飲用する栄養飲料のこと。強い炭酸の刺激・甘味を含む爽やかな香りなどの特徴を持ち、心身をリフレッシュしてくれる感覚を与えてくれる。

海外で人気が高まり、日本でも数年前から海外ブランドの商品が販売されるようになった。少しずつ国内での認知が広まるに連れ、国内の飲料メーカーも参入。コンビニなどで栄養ドリンクのそばに多くの種類のエナジードリンクが並んでいる。

それではドリンク剤とエナジードリンクはどこが違うのだろうか。その答えは、配合されている成分や成分量にある。医薬品や指定医薬部外品に該当する成分や成分量を満たしているドリンク剤であれば、「疲労解消」の効果を謳うことができる。

反対に、一般的なエナジードリンクのような清涼飲料水や炭酸飲料は、配合する成分に規制があるため、疲労回復などの効能・効果を謳うことができない。

ただ、ドリンク剤・エナジードリンクどちらにしても、効果を謳える栄養成分を含んでいるかどうかより「飲んだ人が役に立ったと感じたのかどうか」の方が、栄養飲料としての需要を生む要因になるのかもしれない。

人気の高いエナジードリンク3種類の特徴や成分をチェック

・レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)

日本におけるエナジードリンク先駆者として人気が高い。先発優位というマーケティングの観点から見ても、当面トップの座は揺るがないと考えられる。

レッドブルの特徴は、アミノ酸の一種であるアルギニンが120mg配合されていること。アルギニンは免疫力アップや筋肉強化の働きがある。

さらに、エネルギーの生産性を高めてくれるビタミンB群も豊富に含んでいることから、エネルギー補給型の王道を行く商品だと言えるだろう。

・Monster Energy(モンスター・エナジー社)

基本構造はレッドブルとほぼ変わらない内容。特徴を挙げるなら、エネルギーの生産性を高めると言われるD-リボースや、スタミナ補給に効果があると言われる高麗人参などを配合している点だ。

特にエネルギーを生み出すところに着目した商品だと言え、肉体疲労時に役に立つという観点から優位性を訴えていると考えられる。

・バーン エナジードリンク(日本コカ・コーラ)

バーンも基本的には、レッドブルやモンスターエナジーとそれほど基本構造は変わらない。特徴を挙げるなら、アサイーやマカ・ガラナの3素材を加えているところだ。

ミラクルフルーツとも言われるアサイー・精力剤としての印象が強いマカ・カフェインと似た働きをするグアラニンを含むガラナなど各成分の特徴から見ても、滋養強壮のイメージを強く推し出そうとする戦略がうかがえる。

この3種のほかにも「ライジン」(大正製薬)などの人気だ。

エナジードリンクに含まれる成分の効果や注意点とは?

国内で流通しているエナジードリンクの主な成分は3つ。「砂糖(ブドウ糖)」は脳や体の活動維持に欠かせないエネルギーであり、「カフェイン」は覚醒作用・リフレッシュ感のもととなる。

そして「ビタミンB群」は、ブドウ糖がエネルギーに変わるのを促進させる作用を持つ。これら主な成分と言われる3つは、それぞれが互いに助け合ったり、独自の作用で元気のもとになったりして効果を発揮しているのだ。

さらに注目される成分としては、疲労回復効果がある「アルギニン」・滋養強壮効果が期待できる「マカエキス」・眠気覚ましにちょうど良い「ガラナ」・ストレス解消など心身リフレッシュに役立つ「高麗人参」などが挙げられるだろう。

ただし、いずれの成分も適量の摂取であれば問題なくプラスの効果も期待できるかもしれないが、限度を超えると考えられる量を摂取してしまうと、効果が期待できないどころか体の不調のもとにもなってしまいかねない。体に見合った適量の摂取が望まれる。

エナジードリンクと上手に付き合うには?

健康のためと考え飲むエナジードリンク。逆に健康を害さないためにも、上手に付き合っていくための注意点はぜひ押さえておきたいところ。

ポイントとしては、短時間に大量に飲まない・カフェイン含有量に注意する・子どもや妊婦はエナジードリンクを控える・飲み過ぎに注意するなどが挙げられる。飲むなら1日1本がおすすめだ。副作用を指摘する声も多数聞かれる。

まずは食生活や睡眠時間・適度な運動など基本的な生活環境を見直し、それでも仕事の忙しさなどの理由でエナジードリンクが必要と感じるのであれば活用する、という流れが理想なのかもしれない。(藤瀬雄介、スポーツ・ヘルスケアライター)

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