デビットカードもクレジットカードと同じく、利用額に応じてポイント還元されるものがある。だが、一般的にクレジットカードと比べるとポイント還元率が低く、ポイント還元という点だけで考えるとお得には利用できないことが多い。

デビットカードとクレジットカードの違い、デビットカードのポイント還元率が少ない理由、どのようにデビットカードとクレジットカードを使い分けることができるのかについて解説する。

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(写真=Thinkstock/Getty Images)


デビットカードとは?

デビットカードとは、利用と同時に銀行口座から利用額が引き落とされるカードだ。三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる「我が国におけるキャッシュレス社会の今後の進展に関する調査分析」では、2008年時点での個人支払いにおけるデビットカードの利用は決済手段全体のわずか0.3%だった。

日本国内で利用できるデビットカード「J-Debit」の加盟店舗は、2005年の時点では約25万カ所だったが、2013年1月21日時点では約45万カ所に増加していることからみて、2008年時点よりはデビットカードの利用は増えていると予想される。だが、アメリカのデビットカード利用率16.8%(決算手段全体に対して)やイギリスの27.2%(決算手段全体に対して)と比べると、日本においてはまだクレジットカードほどには浸透していない決済方法がデビットカードだといえる。

クレジットカードとデビットカードの違い

クレジットカードとデビットカードの違いを挙げてみよう。

支払い方法を選べるか

クレジットカードは支払い方法を選ぶことができる。すぐに支払えるときは1回払いを選択できるし、すぐには無理なときは2回払い、ボーナスが入ってからの支払いを希望する場合はボーナス月払い、毎月一定額だけを支払いたい場合はリボルビング払いを選択すればよい。だが、デビットカードはその時点での一括支払いしかない。決済が終わった瞬間に口座から利用額が引き落とされるのだ。

本人認証をどのように行うか

クレジットカードの場合は、カード裏面に記されている本人自筆によるサインで本人認証を行うことが多い。デビットカードは、カード申し込み時に登録した暗証番号で本人認証を行うことが多い。

審査があるか

クレジットカードは一括払いで支払う場合でも、翌月以降の支払い日まではカード会社にお金を借りているのと同じ状態になる。そのため、カードを発行するためには所定の審査に通過することが求められる。

一方、デビットカードは銀行口座を持っていれば、一定以上の年齢なら誰が申し込んでも発行してもらえる。未成年でも決まった年齢以上なら、無審査で利用開始できるのがデビットカードなのだ。

クレカとデビットカードを使い分けよう

現金代わりに利用できるデビットカードは、ポイントを貯めたい人にとってはあまり向かない選択肢かもしれない。だが、楽天デビットカード(JCB)のようにポイント還元率が1%と、クレジットカードと同水準あるいはそれ以上のポイント還元を実施しているデビットカードもある。

デビットカードとクレジットカード、ポイント還元率が高いデビットカードと、利用目的や支払い額によって上手に使い分けてお得を追求していこう。

デビットカードのポイント還元は現金が多い

クレジットカードはポイントによって商品や金券がもらえることが多いが、デビットカードはポイントが現金として還元されることが多い。ポイントに応じて金額として利用できるのも、デビットカードならではの魅力といえるだろう。