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Biglife21より

「ママ職」の提案する新しいママの生活スタイル

株式会社Capybara,山崎恵,ママ職
株式会社Capybara代表 山崎 恵さん(写真=Biglife21)

「一億総活躍」「女性の社会参画」が盛んに叫ばれているが、とはいえ子育て中のママにできる仕事には条件的に厳しいものも多く、企業も二の足を踏んでいるのが現状ではないだろうか。

しかし、労働人口が減少している日本で、女性の力を家庭に押し込めておくのは余りにももったいない。そんな今、「ママ職」を運営する株式会社Capybara代表の山崎恵さんは、仕事だけ・家事だけではない、「第三のママのありかた」を提唱している。

ママたちの力を活用する

小さい子どもを持つ母親を支援するサイト「ママ職」。HPには、「子供と一緒に過ごしながら仕事ができるママの新しい仕事のスタイルをご提案・提供」とある。

「具体的には、企業からアウトソーシングされた仕事を、登録してくれているママたちに提供し、家にいながら仕事をして収入を得てもらおう、というものです」と語る、代表の山崎恵さん。

(写真=Biglife21)
(写真=Biglife21)

「仕事の種類は単純作業に分類される仕事が多いです。言い換えれば、企業さまがその作業のために自社の従業員に仕事をしてもらうのは避けたいと思える類の仕事です。領収書の入力や、顧客へのサンキューレターの代行。個人事業主さんの秘書代行や、名刺の入力などの仕事が多いですね」

手間ヒマのかかるこういった事務作業に人件費を費やしたくない。かといって正社員にそれをやらせるのは効率が悪い。それでも、社員が残業して作業することを強いているような企業は多いだろう。「そういう負担を軽減することができる」と山崎さんは話す。

「現在、ママの登録は1600人ほど。年齢的には、20代から40代前半。0歳から3歳くらいの子供を抱えている人がほとんどです。この歳くらいの子供は本当に手が離せない。しかし、家計のことを考えると、何かしらの仕事はしないといけない。

こういう悩みを抱えているママは日本中にたくさんいます。子供を預けてパートに出る、という人も多いのですが、そうなると保育所の代金でパート代が無くなってしまう、なんてこともあります」

待機児童が社会問題化して以来、急速に保育園などの託児施設の整備は進められている。しかし、そもそも経済的な問題で入園に二の足を踏んでいる人も多いのだ。厚生労働省のデータでは、子供が4歳を超えてから仕事に復帰したママの割合は6割ほどで、小学校に入学してからだと7割を超えている。

だが、子供にまだ手のかかる3歳までは、ママたちは家から出てこられない。家計は苦しいが、何とか子供が4歳になるまで、とガマンして日々を過ごしているのだ。

「ですから、在宅で、子供の世話をしながらでもできる仕事を提供しよう、と考えたんです。昼間は家事をして、子供が眠ってから仕事に取り掛かる。子供が寝るのは普通、午後9時くらい。それから夜中にかけての数時間、ママの手は空きます。この時間にお仕事されているママが多いです」

提供された仕事でのママたちの収入は月数千円から多い人で8万円ほどだが、子供の世話をしながら自分のリズムで収入を得られるというメリットは大きい。

ママを雇うとき、企業が心配するのは、急に子供が熱を出したなどの理由で仕事のシフトに穴を開けられてしまうことだ。それはママたちも同じで、だからパートに出られないと考えている人も多い。しかし子供のそばにいながら仕事ができるのであれば、そんな不安はない。

しかし、家で仕事をしていても、子供の世話が忙しく仕事が間に合わなくなってしまった、ということはないのだろうか?

「仕事を頼んでくれる企業さんもそれを心配していると思います。なので、私たちは必ず数人ずつチームを作って仕事をしています。トラブルはどうしても起こってしまうもの。もし、チームの誰かにトラブルが起こっても、周りがカバーして、期日通りに仕事を完成させてもらう。だから企業も安心です」

「ウチのセールスポイントはチームで仕事をすることで生まれる責任感と、何より、ママ特有の、仕事のきめ細やかさ、マジメな仕事。やるべきことを、実直にすぐにやってくれる。そういうところも企業から信頼されている所以ですね」と山崎代表。サイトをスタートさせてから3年を経て、ママたちを助けたいという思いは、確実に実現していっている。

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