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(写真=Timolina/Shutterstock.com)

忙しい毎日でも手料理は怠りたくない、そんな人にオススメなのが時短料理だ。しかし、時短するために急いだからといって、その結果しっかりと火が通っていない料理には食中毒などの危険性もある。安全においしく、かつ短時間で作ることがポイントだ。

調理器具や調理方法を少し工夫するだけで、時間を有効に使いながら短時間で調理ができる。ここからは、おすすめの時短術を紹介しよう。

調理器具はなるべく必要最少で

フライパンを何個も使って料理をするのはNGである。各家庭のガスコンロやIHの数にもよるが、片付けの時間を考えると時短にはならないだろう。

例えば卵焼きやウインナーなどを焼くときは、フライパンの上でも使える仕切りや仕切りのついたフライパンを使用するのがオススメだ。1つのフライパンで同時に2つ、3つと調理することができる。また、鍋やフライパンを使う調理を、1つずつにすることも時短に役立つ。みそ汁と野菜炒めというように「鍋とフライパン」の献立にするのだ。

圧力鍋も調理時間を短くできる点で非常に役立つアイテムだといえよう。どのように使ったらいいかわからずチャレンジできないでいる方も多いかもしれないが、使い方さえ間違えなければ安全かつ簡単で、後片付けも普通の鍋とさほど変わりはない。このように適切な調理器具を選び、かつ必要最少にすることは、時短料理を作るうえでの基本である。

下準備の作り置きとは?

調理前の下準備を作り置きしておくこともポイントだ。煮物や味噌汁を全行程まとめて調理していては時間がかかるため、時間に余裕があるときに下準備としてだし汁を作り置きしておくことが時短料理につながる。

だし汁はまとめて多めに作っておき、フリーザーバックなどに小分けして冷凍庫で保存しておけば非常に使いやすい。パスタや炒め物に使えるガーリックオイルなどの調味料もあらかじめ作っておけば、わざわざニンニクの皮をむくところからはじめないで済む。これらの下準備の作り置き自体も、手料理の楽しみの一つではないだろうか。

火の通りが早い食材を選ぶ

大根やジャガイモなどは、茹でたり炒めたりするときに意外と時間がかかるものだ。いくら時間がないとはいえ、急ぎすぎて半生状態で食してしまうのは危険である。料理の時間を短縮する際には、食中毒などに十分な注意が必要になる。

短い時間で料理を作りたいときは、ホウレンソウなどの葉野菜を中心にするか、大根や人参などの根野菜を使うのであれば、薄くカットすることをおすすめする。最近では献立ごとのカット野菜が袋詰めで売られており、スーパーやコンビニでも簡単に手に入るようになってきた。

また、肉は厚切りではなく、薄切りを選ぶと良いだろう。時短料理のポイントはしっかりと火を通すことであり、徹底した衛生管理が必要不可欠となる。どうしても火の通りにくいものが食べたい時は、大きめの根野菜などはレンジで中心部まで熱を通し、肉は竹串で数ヵ所空気穴を作るだけで、火の通りが早くなる。

自分に合った調理方法やコツを、時短術にチャレンジしながら見つけてみてはいかがだろうか。(提供: 百計オンライン

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