大手キャリアから変更することで、スマホ代を節約できる可能性が高い「格安SIM」。具体的にどのような手順を踏めばよいか詳しく説明する。

(1) 自分にあった格安SIMとプランを選ぶ

格安SIM,格安スマホ
(写真=PIXTA)

自分が契約しているキャリアと、同じ回線を使用している格安SIM会社をまずリストアップする。回線が違う会社は、SIMロックの解除などが必要になり、失敗のリスクが高くなるため避けたほうが無難だ。

次に自分の使用状況を調べる。料金の明細で、通話の平均時間やデータ通信料がどのくらいかを確認する。

これらの情報を元に、格安SIM会社のプランから自分の使用状況に近いプランを選択する。また、格安SIM会社がWebで公開している「動作確認済み端末」を見て、自分のスマホの型番やOSが間違いなく含まれていることも確認しておこう。

(2) 番号ポータビリティ(MNP)予約番号を入手する

どの格安SIMに乗り換えるかを決めたら、今使っている電話番号を引き継ぐため、MNP予約番号を現在のキャリアから入手する。

MNP予約番号の入手方法は店舗に行く、カスタマーセンターに電話、Webサイトで入手の3通りだ。Webサイト以外はそのキャリアのスタッフと話すことになるので、解約理由などを求められたり、契約継続の誘いを受けたりするかもしれない。

例えばドコモの場合は、PCかWebらMy docomoにログイン後、ドコモオンライン手続きから入手が可能 。MNP予約番号の有効期間は15日間なので、入手後速やかに次のステップへ進もう。

(3) 格安SIM会社に契約申込みをする

MNP予約番号を入手したら、転入先の格安SIM会社と契約する。申込みは通常Webで完結するが、MNP予約番号に加えて、運転免許証などの本人確認書類のアップロードや、本人名義のクレジットカード番号などが求められるので、あらかじめ準備しておく必要がある。

契約時にはSIMのタイプ(通話ができるSIMや、データ通信のみのSIM)、データ通信の容量、かけ放題などのオプションを選択する。自分の使い方にあったものを選択するようにしよう。

SIMの大きさも契約時に選択する。SIMには標準SIM、MicroSIM、nanoSIMの3種類があり、ここで間違うと格安SIMが届いても使えないことになる。自分のスマホのSIMがどのサイズなのかをWebなどで確認しておこう。ちなみに5以降のiPhoneであればnanoSIMが使われている。

本人確認と審査が終了すると、数日程度でSIMカードが自宅住所に届く。注意したいのは格安SIMの手続き方法によっては2〜3日程度通話ができなくなる空白期間が生じる可能性がある点だ。

例えば楽天モバイルの場合、で楽天モバイルを申し込むと同時に、MNPの手続きを行うと空白期間ができる。MNPの手続きを同時に行うのではなく、SIMが自宅到着後に「楽天モバイル開通受付センター」に電話をしてMNPの手続きをすると、空白期間を避けることができる 。

仕事で使用している場合などは、空白期間があると信用を失いかねないので確実に回避すべきだ。心配な場合は店舗に直接行って手続きをすれば、空白期間なく切り替えることができる。

(4) SIMをスマホに入れる

SIMが届いてMNPの手続きも完了したら、手持ちのスマホのSIMを交換する必要がある。交換はスマホの電源を切った状態で行う。

SIMの入っている場所はスマホによって若干異なる。iPhoneは側面にスロットがあり、リリースピンやクリップでスロットの小さな穴を押すとSIMが出てくる。他の端末では側面ではなくバッテリーの下にSIMが入っている場合もあるため、自分のスマホを良く確認してみよう。

SIMが取り出せたら、代わりに格安SIMをスマホに入れよう。この時、SIMには入れる向きがあるので注意する。

(5) APNの設定をする

格安SIMに入れ替えることができたら、スマホの電源を入れ、アクセスポイント名(APN)の設定を行う。APNとはスマホをインターネットに接続するために必要な情報で、ユーザー名、接続先、パスワードなどが含まれる。

iPhoneの場合は、設定を手動で入力するのではなく、「構成プロファイル」というものをスマホにインストールすると、APN設定が完了する仕組みになっている 。設定はWi-Fiに接続した状態で行う必要がある。

例えば、iPhoneに楽天モバイルの構成プロファイルをインストールする場合は、ブラウザ(Safari)で構成プロファイルのURLにアクセスし、インストールする。構成プロファイルは申込種別によって異なるため、メンバー専用画面であらかじめ確認しておく。Wi-Fiを切った状態でブラウザを開き、インターネットに接続することができれば、無事格安SIMへの乗り換えが完了となる。

以上が基本的なステップだが、格安SIM会社や手持ちのスマホなどによって手順が異なる可能性がある。手続きの詳細は各社のWebサイトをよく確認することが大切だ。

乗り換え手続きは一見複雑なように思えるかもしれないが、実際に行ってみると非常にシンプルだ。自分のスマホと相性が良い格安SIM会社の、自分の使い方に合ったプランを選べば、使い心地はそのままに通信料を節約できる可能性が高い。(ZUU online 編集部)

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