住宅ローンの借入経験者・予定者に利用する(している)住宅ローンのタイプを聞いたところ、完全固定型が38.5%、変動型が32.3%、固定期間選択型が16.3%で、2009年の調査の41.5%、24.5%、20.7%と比べ、完全固定型を選ぶ人が減り、変動型を選択する人が増えていることが分かった。

低金利が続き、2016年1月には「マイナス金利」が導入されたこともあり、変動型の住宅ローン金利はかなりの低水準となっている。それに対し、完全固定型は将来の金利丈量リスクに備え、変動型ほどのお得感はない。このことが変動型を選択する人を増やしている要因になっていると考えられる。

住宅ローン借入の参考にするのは「人」