マクドナルドが2022年までに、中国で店舗数を現在の2倍に増やす。4500軒を目標としており、同社にとっては米国に次ぐ世界2位の市場、日本を超えるハンバーガー大国への成長を期待している。

本国での売上低迷が中国市場拡大を狙う理由だと報じられている。同様の動きがファストフード産業のライバル間で見られるが、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)やピザハットを傘下に置く老舗ヤム・ブランズなどは、近年苦戦を強いられている。

中国の小規模な都市を中心に店舗を増やす計画

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(写真=Thinkstock/GettyImages)

ABCニュースの報道によると、現在マクドナルドは中国で2500店舗を運営している。新店舗は石家荘市や汕頭市など、小さめの都市を中心に展開する。また75%の店舗で宅配サービスを予定している。

同社は2017年に入り、中国国有のコングロマリットCITICリミテッド(中国中心)などに、中国本土および香港事業の企業支配権を売却した(ブルームバーグより )。

世界中に3万7000店舗、米国には1万4000店舗を有するマクドナルドだが、本国では売上が落ち込んでいる。対照的に中国や日本、英国、一部の南米地域では好調で、16年第4四半期の国際売上は2.7%増を記録した 。

需要の高い地域での事業を拡大する戦略で、巻き返しを図る。

中国ファストフード市場シェア1位のヤム・ブランズを追い抜けるか?