2017年8月22日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

現在の米ドル/円は下値を探る展開。本邦機関投資家、具体的にいうと生保や損保、年金などが108円台から下で買いオーダーを入れている。IMMのポジションも、まだ円ショートが残っているため、必然的にドル売りの動きとなる。戻りゾーンとしては110.50~111.00円ゾーンが重く、サポートはもし直近の安値レベルである108.15円付近を下抜けたら、107.50円までの下落を視野に入れている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

向こう1週間の予想レンジとしては、下は前述した下抜けを想定して107.50円、上は重いゾーンの下限である110.50円付近。戦略としては戻り売りで下落が止まったら半分ぐらいは利食ってまた落ちたら再び売りといった、売りを回転させるスタイルで臨みたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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