将来のお金が心配な方へ 老後資産を形成する制度「iDeCo」とは?
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橋詰:マネークリニック
篠原:次の方、どうぞ
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橋詰: 「マネークリニック“次の方、どうぞ”」。このコーナーでは、リスナーや、おいおいは著名人まで、皆さまからお寄せいただいたお金に関する悩みごとに、具体的にわかりやすくお答えしていきます。
篠原: そうですね。まあ、タイトルが「マネークリニック」って言ってますからね。
橋詰: そうですね。
篠原: なので、悩めるリスナーさんであったりだとか、お悩みであったりだとかいうのを、僕が解決していきたいなというコーナー。
橋詰: もともと篠原さんの本職ですもんね。そういうお仕事がね。
篠原: 本職なんです。なので、そういう意味では。今日はまだお悩みが届いてませんので。
橋詰: 1回目ですから。
篠原: 最近一番多いのがですね。やっぱり相談のなかで、自分の将来どうしたらいいですかという。
橋詰: いやー、そうですよ。将来のお金が心配なんですもん。
篠原: けど、まじめな方多いですよね。
橋詰: 若い方も来られます?
篠原: 上場企業の方も来ますしね。年金もらえるかどうかわからないんですって方が多いですよね。
橋詰: そこ、気になります。毎月けっこう長く支払ってますけどね。年金ってもらえるんですかね、我々世代。
篠原: そうですよね。
橋詰: 実際どうなんでしょう。今日は年金をテーマにちょっとおうかがいしたいですね。
篠原: 年金でいきましょうか。どうですか、橋詰さんは年金もらえると思いますか?
橋詰: もらいたいけど、もらえないかもしれないと思って、生きていかないといかんなと思っていますけどね。
篠原: ということは、何か今、そうやって動いているという。
橋詰: なんもしてないです。
篠原: もうもらえないとわかっていたけど、なんもしてない。
橋詰: どうしたらいいかわからないです。なんかせなあかんのでしょうけどね。
篠原: 何か蓄えを今から財布を違うものを置いているとか。毎月毎月老後の財布ってやってるとか。
橋詰: いや、そういうのはねー、定期預金であったりとか、そういうものは置いていってるんですけど、運用したりとか、そういう難しいことはわからないんですよね。
篠原: 85.8。この数字何かわかります?
橋詰: 85.8パーセントかな。
篠原: そうです。85.8パーセント。
橋詰: うーん。老後に不安を感じている人?
篠原: 大正解。
橋詰: ほんとに?当たりました?当てちゃった。
篠原: 全然おもしろくないです(笑)。
橋詰: でもほとんどの人がそうだと思います。
篠原: ほんと、そうなんですって。これもZUU onlineさんのサイトに載ってたんですけど。85.8パーセントが、インターネットで実施して、1万1182人に気いたら、将来が不安やと。
橋詰: そうなんですよ。だから、どれくらい置いておいたらいいかもわかんないし、まだまだ今生きていくのにもお金がかかるし。だから備えしろと言われても、何をどうしたらいいかわからないんですよ。
篠原: たとえば実際に、60まであと何年ですか?
橋詰: あとね…。
篠原: 17年。
橋詰: 嘘。すぐじゃないですか。すぐそこですね、60歳は。
篠原: 積み立てっていうのが一番強いんですよね。一気に貯めることじゃなくて、毎月毎月の積み立てで。
橋詰: こつこつちょっとずつ。
篠原: 僕の場合はですね、僕は自営業ですから、国民年金。いくらもらっても6万5000円くらいですよ。僕と嫁さん優子で、12~13万ですよ。僕は60までに資産を作って、70から実は年金をもらうというようなことを自分で考えているんですね。
橋詰: もう、70で設定してますか?
篠原: 70で設定してます。
橋詰: そうですか。じゃあ60から70までは、もうないものと思って生きていくってことですか?
篠原: そうですね。60から70で、65でもらう年金を70に設定したら、年金が、僕の場合がだいたい9万2000円くらいになるんですよ。6万5000円もらうところが。9万2000円、繰り下げ受給っていうのができるんですね。だから40パーセントくらいアップできるんですよ。で、60から70までの間は、今まで積み立ててたもので生活をする、というような仕組みを作りたいなと思うので。まずはひとつは、今から貯金で財布を分けるというのと、あとはやっぱり国の制度でもあるiDeCo(イデコ)っていうのを、今から積み立てて、老後資金を60まで作るという方法。これ60歳まで下ろせないですからね。強制的に、まずは財布を作る。そして自分でも投資を60までにしていくというのが、この3つの財布がいるのかなあと思いますね。
橋詰: ちょっといろいろおうかがいしたいんですけど、今日は時間がきてしまいましたので。
篠原: 時間がないですか。
橋詰: また来週、具体的におうかがいしたいと思います。このコーナーでは皆さまからのお悩み、相談をお待ちしています。
メールアドレス「
wm@abc1008.com
」
おはがきは「〒530-8010」 ABCラジオ「笑って役だつマネークリニック」の係まで。
そしてZUU onlineトップページから、この番組の特設ページにもアクセスしてみてくださいね。以上マネークリニック「次の方どうぞ」のコーナーでした。
橋詰: それではここで、りそな銀行から、笑って役だつマネー情報のお知らせです。今りそな銀行では、個人型確定拠出年金iDeCoをお得にスタートできます。篠原さん、最近iDeCoってよく聞くんですけど、なんなんでしょうか?
篠原: はい、お教えしましょう。毎月の掛け金を自分自身で運用しながら積み立てていき、原則60歳以降に受け取る老後資産を形成する制度なんですね。毎月いくら積み立てるとか、どのように運用するとか、どのように受け取るかは、すべて自分自身で決められます。そして掛け金は全額所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されるんですね。また、運用収益はすべて非課税。通常の金融投資商品で、収益に20パーセントの税金がかかる場合より、お得です。あと出口の部分ですね。さらに60歳以降の受け取り時の税制も優遇。ゼロ、または大幅に軽減されます。まさに、税金分は得をすると言える制度です。
橋詰: なるほど。そんなお得なiDeCoを、今、りそな銀行で始めると、さらにお得になるんですよね。
篠原: そうなんです。りそな銀行では、来年12月28日までにiDeCoを始めていただくと、通常年間3792円かかる運営管理機関手数料が、誰でも加入してから2年間無料なんですね。なんといっても全国におよそ600店を展開する支店の窓口へ直接相談できるほか、あ、これは大きいですね。iDeCo専門オペレーターが対応するコールセンターは、土日もしっかり営業してるんです。
橋詰: それは安心ですね。
篠原: お選びいただける運用商品も30本以上と豊富に取り揃え、信託報酬、つまり運用時にかかる手数料も極力低い商品を厳選しました。まさに年金のりそなだからできる、お得で充実したスタート環境が整っているんですね。
橋詰: よくわかりました。そしてさらに詳しく知りたい方は。
篠原: お近くのりそな銀行へお越しいただくか、「りそな iDeCo」で検索。ぜひ一度足を運んでみてください。
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篠原: ファイナンシャルプランナー篠原充彦と。
橋詰: ABC橋詰優子がお届けしてまいりました「ZUU onlineプレゼンツ 笑って役だつマネークリニック」。もうお別れの時間となってしまいました。
篠原: 早いですね。
橋詰: いろいろありました。個賠とか、 iDeCoとか。いやー、どうでしたか、篠原さん?
篠原: そうですね。一生懸命お伝えさせていただいたんですけど、僕も今まで聞いたこと、すぐ実践するタイプなんですよ。なので、なにかこのラジオ、リスナーさんが、今日でも個賠の保険証券を見ていただいたりとか、ちょっとみなさんも一緒に実践できるようなラジオの番組にしたいなと思ってますね。
橋詰: ほんとですね。すぐに実践できることばっかりでしたね、今日もね。
篠原: ちょっとずつ皆さんが実践して、スーパーサイヤ人になっていただければいいかなと思うんですけれども。
橋詰: そうですね。ぜひ毎週聴いていただいて、そして一緒に賢くなりましょうね。
篠原: そうですね。
橋詰: ということで、「笑って役だつマネークリニック」。今日はこのあたりでお別れです。また来週お会いしましょう。
篠原: さようなら。
橋詰: さようなら。
(提供: 朝日放送ABCラジオ (AM1008 FM93.3))
篠原充彦
篠原FP事務所
代表
「笑い」と「お金」を融合させた『お笑いマネー講座』を全国で開催。高校、大学、企業、病院などでおこなっているお金に振り回されないための教養講座は、明るく軽快なテンポでの解説に定評がある。CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー。
橋詰優子 ABCアナウンサー
『純一のシネマに乾杯~Cheers! Looking at you,kid.~(ナレーション)』『新婚さんいらっしゃい!(解説放送)』『スタンダップ(ナレーション)』『橋詰優子のサンデーかうも。』など担当。
▶「笑って役だつマネークリニック」の過去記事は
こちら
▶その他「マネー記事」は
こちら
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