ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは27日、チケット代を9年連続で値上げすることを発表した。2018年1月31日から値上げする。

内閣府が発表した12月21日付の「月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料」によると、景気が緩やかな回復基調を継続する中、個人消費も持ち直しの傾向を続けているという。

そこかしこに「値上げ」の声が聞かれる中、2018年1月から3月にかけての値上げが決まっているサービスや商品、製品を整理しよう。

1月からの小麦粉等の値上げは天丼の「てんや」にも影響

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(画像=PIXTA ※画像はイメージです)

日清フーズは2018年1月4日出荷分から、家庭用小麦粉を1~3%、家庭用ミックス粉も2~4%値上げすると発表した。2017年10月から原料となる輸入小麦の政府売り渡し価格が引き上げられたことや、人件費や包装費の上昇が原因となっているのだという。

また、日本製粉 <2001> が1月4日出荷分から家庭用小麦粉を約1~4%、ミックス粉も約2~3%値上げするほか、昭和産業 <2004> も同様に値上げの発表をしている。

こうした値上げは小麦粉を大量に消費する天丼の「てんや」 <ロイヤルHD 8179> を直撃し、結果として1月11日からは一部メニューが値上げされることになった。例えば500円だった看板メニューの「天丼」は、40円値上げして540円となる。

2月には燃油サーチャージが値上げ