年初から仮想通貨市場が大暴落し、2月に入ってからは株式市場が急落している。少し前は含み益がでて喜んでいた人も冷や水を浴びせられた気分だろう。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言があるが、投資の世界もこの格言が有効だ。

我々が歴史に学ぶには、投資の世界で結果を出し続けている人がどのように行動するかをハックすればよい。投資のプロは様々いるが、やはり外してはらないのが投資の神様ことウォーレン・バフェットだろう。バフェット流の投資マインドを学ぶことで、上下を繰り返す不透明な相場を乗り越える術を考えてみよう。

バフェットの有名な名言

バフェット,名言
(画像=Thinkstock/Getty Images)

「株は単純だ。みんなが恐れているときに買えばいい」

「株価が下がっても混乱しないことだ。それは絶好の買い時だ。」

「株価が下がると、私はわくわくする」

「いま株価が上がろうが下がろうがどうでもいい。今後10年、20年経っても社会が必要としているものを作っているか。それが最も重要だ」

「株を買うのではない、事業の将来性を買うのだ」

「これぞという株を買ったら、その後は忘れなさい。10年忘れてよい」

「誰が米国の大統領になろうとも米国の成長を終わらせることはない」

「100年後のNYダウは100万ドルまで上昇しているだろう」

考え方によってはチャンス?

いまのように皆が混乱しているときはチャンスであると考えることもできる。なぜならば、将来性のある会社の株式をリーズナブルに買うことができるからで、実際にバフェットは混乱期に非常に安い株価で長期安定的な銘柄を購入することで知られている。

リーマンショックで世界中が株安で苦しんでいるときに、バフェットは世界有数の投資銀行であるゴールドマンサックスの株式を取得した。この投資は、後に莫大な利益をもたらした。

今の株式相場をよく見てみよう。経済は順調に推移しているように見えるにも関わらず、株価だけが一人で混乱して踊っているようにも見える。この急落をバフェットはどのように見ているのだろうか。

高橋成壽
寿FPコンサルティング 慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、金融関係のキャリアを経て2007年にファイナンシャル・プランナー事務所を設立。現在は寿FPコンサルティング、ライフデザインセンター、寿アセットマネジメントなど、複数の金融サービス会社の代表を務める。メディアへの出演多数。著書に「ダンナの遺産を子どもに相続させないで」(廣済堂出版)がある。FPサービスとして「ライフプランの窓口」、「相続センター神奈川」を企画運営している。