昨日の海外時間には、米長期金利の上昇が続き、ドル円は1月23日以来の110円後半まで上昇しました。

今後の見通し

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(画像=PIXTA)

米長期金利の上昇が続く中、全般的なドル高でドル円は111円近くまで上昇しています。クロス円も全般的に反発していてドル高に加えて円安もドル円の上昇を支えています。ここからドル円がさらに上昇するかは、米長期金利の上昇が続くかに大きく影響されると考えられますが、米30年債利回りはここ数年の金利上昇の限界だった3.25%台まで上昇していることから、上昇が続くためには、何か新規の材料が必要かもしれません。

ドル買いポジションは利益を確定

一昨日110.10円で作ったドル買い円売りのポジションを、利食い目標の111円近くまで上昇したことから110.95円で利食いました。再度下落して110.50円付近で下げ止まるようなら再びドル買いのポジションを作ります。

海外時間からの流れ

欧州時間序盤、東京時間終盤にドル買いが強まった流れを引き継いで、ドル円は110.50円台まで上昇し、ユーロドルは1.1790台まで下落しました。その後米長期金利が上昇すると円売りが優勢となって、ドル円は110.70円台まで、ユーロ円は130.80円台まで、ユーロドルも1.1830付近まで上昇しました。円売りが一段落すると、ユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.1770台まで、ユーロ円は130.20円台まで下落しました。

NY時間にかけて、ユーロの買戻しが優勢となると、ユーロドルは1.1810付近まで、ユーロ円は130.70円台まで上昇しました。その後各国株価が上昇しドル買いが強まって、ドル円は110.80円台まで上昇幅を拡大し、ユーロドルは1.1780台まで下落しました。

東京時間にはいって、米長期金利が堅調に推移していることから円売りが優勢となっていますが、111.00円付近には実需の売り意欲があると見られ、その手前で伸び悩んでいます。

今日の予定

今日の海外時間には独・4月生産者物価指数、ユーロ圏・3月経常収支/貿易収支の発表と、ブレイナード・米FRB理事、カプラン・ダラス連銀総裁の講演が予定されています。

(提供:FXプライムbyGMO)

高野やすのり
慶應義塾大学卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)などでインターバンクディーラー業務等に従事。現、(株)FXプライムbyGMOお客様コンサルタント。Twitterでも情報発信中 高野やすのり@takano_fxp