人からの評価や支持によって、強い影響力を持つ個人が現れる「信用経済」の考え方がここ数年で一気に広がりました。Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeを始めとしたさまざまなプラットフォームが整い、個人が情報を自由に発信できる時代です。そのような中、文章、画像、動画等などを通じて企業をしのぐ影響力を持つインフルエンサーが多くいることをご存じでしょうか。

個人が主役となる評価経済社会

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(写真=docstockmedia/Shutterstock.com)

これまで、人が情報を発信できる場といえば、TV、雑誌、ラジオなどが中心でした。しかも、情報発信者は基本的に有名人に限られ、視聴者が見たいものを見るというよりは、見せたいものを見せることに力が注がれていました。それが、時代の流れとともにインターネット上のHPやブログを通じて自分のことを発信できるようになりました。加えて、SNSでのコミュニケーションが活発になるにつれ、誰もがいつでも自分の価値観を人に共有し、共感しあえる多種多様な価値観を認め合える時代になりました。

加えて、スマホの発達によって情報取得のあり方も変わってきました。インターネットの利用環境があるところであれば情報取得が可能になりました。また、インターネットでは見たいもの・調べたいものだけを見ることができるので、より自分にとって必要な情報のみを取得する傾向が強まり、人々の多様性が増したと勘がられます。

そんな中、コツコツとSNSにアップし、応援してくれるフォロワーがつき始め、口コミで「こういう面白い人がいる」「素敵な人がいる」と拡散されて人気が出るスターのような人たちがいます。彼らは、主に口コミで認知が高まっていますが、著名人ではありません。このように、SNSを通じて影響力を持つ人たちのことをインフルエンサーと呼びます。

インフルエンサーは、見る側すれば、自分により近い存在のこの人が面白い、かわいいなどの理由でファンになります。そして、インフルエンサーである彼・彼女がいうんだったら使ってみようとサービスを利用し、SNS上で拡散してくれます。

インフルエンサー達に商品・サービスのPRを依頼するなどの提携を行う企業とインフルエンサーの事例も生まれています。好きなことをコツコツと配信し続ける人たちのもとに共感してくれる人が集まり、さらには信頼を生み、新しい仕事を生み出す源泉となるのです。

好きを突き詰め、やり続けると信用がついてくる

圧倒的な影響力を持つインフルエンサーに共通していることは自分のしたいことや好きなことをとことん突き詰めているという点です。彼らの活動姿勢を一言で表すならば、「コツコツ続ける」ことです。

Twitterで日々さまざまなニュースについて語る人、YouTubeでヒューマンビートボックスをし続けるYouTuber、朝食の写真を撮影して投稿し続けるインスタグラマーなど、圧倒的な影響力を持つインフルエンサーほど一回のウケ狙いを狙っているわけではなく、コツコツと投稿し続けている様子がうかがえます。彼らは他者から評価されることを目的に活動をしているわけではなく、好きなことをやり、その活動が徐々にプラットフォーム上で評価されていきました。

信用経済においては、中途半端に考えるのではなく、可能な限り物事を深堀りして突き詰めて発信するからこそ、オリジナリティがあり、替えのきかない仕事となるのです。

好きなことなら三日坊主になることはないでしょう。続けることで徐々にアウトプットの質も高まり、周囲にも認知されて、大きな結果に繋がる可能性が高くなります。

多くのファンのいるインフルエンサー

インフルエンサーの中にはSNSの世界だけではなく、テレビや雑誌、CMなどにも出演をし始めている人もいます。その人達もずっと地道な努力を続け今の位置に至ります。インフルエンサーの中には、いたずらをしているように見える人もいますが、企業と提携をしている人たちを見ると、一見やんちゃそうにも見えますが、常識を逸脱しない範囲で、さまざまなことに配慮しながら配信を行っているように気づきます。

それがさらに見る人や企業側の信頼を生んでいるともいえるでしょう。インフルエンサーとはいえ、企業と提携をした後に何か問題を起こせば、企業イメージを毀損することになりかねません。そのため、企業とコラボしているインフルエンサーは日常生活やSNSでの投稿や配信内容など、さまざまな事に気を配りながら、情報発信をしているといいます。

良いイメージを形成することが信用になる

インフルエンサーの投稿に対してなぜ多くの人が興味を持つかといえば、「楽しい」「ワクワクする」といったイメージを与えるものだからでしょう。そのイメージが見る人の頭の中に形成され、繰り返して見られる要因となっています。

こういったイメージが今後は大事になるのかもしれません。アップル等の有名ブランドの商品・サービスが消費者に熱狂的に購入されるは商品の機能だけでなく同時にブランドイメージを購入している可能性も高いです。こういったイメージを形成することが、評価経済社会において重要になります。

あの人に会えば、あの人の文章を読めば、あの人の動画を視聴すれば「楽しい」「ワクワクする」「タメになる」というイメージこそが信用だと言ってよいでしょう。そういったイメージを多くの他者に持ってもらえる個人の元に多くの仕事が集まり、お金がついてくるようになるといえるのではないでしょうか。(提供:J.Score Style


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