ライフスタイルが変わるときは保険を考える時
新社会人になった皆さんは一人暮らしをしている人もまだ実家に住んでいる人も徐々にですが自分自身の人生を築いていかないといけなくなります。そのときに万が一のことが自分自身に起きたら自分である程度はまかなわないといけなくなってきます。
そのときに使われるのが保険というシステムですが、難しいし何に加入をすればいいかわからない。そこで今回は社会人1年目に加入をしておいて損はない保険をお伝えしていき、皆様のライフプランの参考にればと思います。
①社会人1年目はどういう考えで保険に入ればいいのか
社会人1年目というのは結婚をしている人も少なく自律生活のスタートを、という人が多いと思います。その中でどのような考えで保険に入らないといけないのでしょうか。保険は万が一の時の保障のためにあるもので、大まかにいうと自分が死んだら残された生活の人のことを考えて入るパターンと自分が病気になった時の医療費などの補助的な役割で加入される人が圧倒的です。この2つが自分にとって必要かどうかを検討して加入をするのが最適であります。
ではこの保険をもう少し掘り下げて説明いたします。前者の遺族保障機能ですがこれは社会人1年目の人にはまだそういう人はいないケースも多いでしょう。しかしながら、保険には社会保険料控除があり、保険に加入をしていると払った所得税が還ってき、翌年の住民税が減る機能もありあわせると最大10%くらいの利回りにもなります。お金に余裕がある人はこの保険の貯蓄タイプに加入をしておけば税金軽減にもなりますし、満期、解約、死亡時にはお金もかえってきますのでぜひとも加入をしておきたいところです。
また後者の医療保障では社会人1年目で若いので必要ないという方もいるでしょう。確かにそれは正しいですが、将来のために備える余裕がある人は加入をしても大丈夫だと思います。ではここでいう余裕とはどのような余裕なのかですが収入が0の時期があっても払い込みができる金額を意味します。例えばあなたが仮に翌年専業主婦(夫)になったときでも払い込みができる金額にしておかないと保険の意味がありませんし、解約してしまえば払った金額より確実に下がった金額になりますのでその場合は貯金のほうがいいからです。
そこで次の項目以降で手軽な値段で始められて社会人1年目にお勧めの貯蓄型と医療型の保険をお伝えします。
②お勧めの貯蓄型の保険
まずは貯蓄型の保険には終身保険と養老保険があります。終身保険は大まかにいうと主流のタイプは60歳まで払い込みをしたら解約をすれば元本を以上のものが還ってき、解約しない場合は生涯死んだ場合には保険金がおります。一方、養老保険は自分で払込期間を決めてその期間払い込みが終われば初めに決めた保険金額が還ってくるものです。もし払い込み中に不幸があった場合も保険金額が支払われるので貯蓄と死亡保障を兼ね備えている保険です。
この2つの使い分けですがあなたがスパンを空けてもいいので将来家庭を持つとき世帯主になるのを想定している場合は200~400万円くらいの終身保険に加入をしておけば結婚をしたときなど保険料の負担も減るのでお勧めです。
一方今後働いていくかは不明で60歳くらいまで払い込むのは負担だなと感じる人は15~20年払い込みで保険金額が100万円の養老保険に加入をすれば年間の保険料が4~7万円くらいでそこまで負担にならずに済みますしクレジットカード払い、保険料控除を利用すれば利回り5~10%くらいが見込めますのでそれくらいの資金を払い込める余裕がある人はぜひとも養老保険の加入をお勧めします。
会社はどこでもいいですが払い込み保険料が高いものの期間がある程度自由に決められるかんぽ生命の「フリープラン」か、利回り率がいいカタカナ生命を私はお勧めします。