非上場株式の株価引き下げ策の第二弾です。今回は、類似業種比準価額を下げる方法を検討したいと思います。
![自社株式の評価方法](https://cdn.zuuonline.com/600/400/LCZCKRkIVbKhnxoxasdBsdpRAaHZNMTs/b32c6386-20f3-46b9-a490-befc5f1cdb7b.jpg)
(画像=チェスターNEWS)
類似業種比準価額は、利益・配当・純資産価額を基に計算します。
この中で、一番効果があるのが利益の引き下げとなります。
なぜかといいますと、配当・純資産の2要素を1としたら利益はその3倍で比準するためです。
では、どのように利益を下げれば良いのでしょうか。
利益の圧縮方法は、通常の法人税の節税と同様に、決算賞与を支出したり、固定資産などの含み損を実現させたりと 色々な方法があります。
なお、利益の圧縮に注力しすぎて、無駄な費用を支出し、利益を下げたとしても経営状態を悪くする可能性もありま す。これでは、本末転倒ですので注意してください。
(提供:チェスターNEWS)