非上場株式の株価引き下げ策の第二弾です。今回は、類似業種比準価額を下げる方法を検討したいと思います。

自社株式の評価方法
(画像=チェスターNEWS)

類似業種比準価額は、利益・配当・純資産価額を基に計算します。

この中で、一番効果があるのが利益の引き下げとなります。

なぜかといいますと、配当・純資産の2要素を1としたら利益はその3倍で比準するためです。

では、どのように利益を下げれば良いのでしょうか。

利益の圧縮方法は、通常の法人税の節税と同様に、決算賞与を支出したり、固定資産などの含み損を実現させたりと 色々な方法があります。

なお、利益の圧縮に注力しすぎて、無駄な費用を支出し、利益を下げたとしても経営状態を悪くする可能性もありま す。これでは、本末転倒ですので注意してください。

(提供:チェスターNEWS