ZUU online magazine2019年12月号特集(10月21日発売)からお届けします。

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『ZUU online magazine』2019年12号(10月21日発売)
好景気に沸き、史上最高値を更新し続ける米国株。世界中の投資家が参戦している米国株式市場に乗り遅れているならもったいない話です。今では米国株の売買手数料も格段に安くなり、海の向こうの株式市場に日本からも気軽に投資できるようになっています。一方、最近ではバリュー(割安)株が買われるなど、日本株の割安度が高まってきました。長期投資用に米国株、短期や中期なら日本株といった戦略も魅力的です。そんな両市場を展望し、日米の有望銘柄を厳選しました。※画像をクリックするとAmazonへ飛びます

ユニーク指標 日米比較 5

#05 日米銘柄比較3(ユニーク指標、過去10年上昇率)
(画像=Shutterstock, ZUU online magazine)

日経平均やNYダウでは読み取れないマーケットの現状がわかる!

日本を代表する株価指数は日経平均やTOPIX(東証株価指数)など。一方、米国はNYダウやナスダック総合指数が投資家にはおなじみだ。ただ、これらの指標だけでは、マーケットの状況を把握することは困難だ。そこで注目したいのが、日米のユニークな指標。

特に、米国にはヘッジファンドが保有する銘柄群から構成される指数や、毎年連続して増配している大型優良株から構成される指数などがある。また、表には漏れてしまったが、過去2年以内の上場銘柄のうち時価総額上位8割の銘柄で構成される「IPOインデックス」や取締役や経営幹部においてジェンダー・ダイバーシティ(性差の多様性)への取り組みを示す米国の大型株(約180銘柄)で構成されるものもある。

一方、日本にも中国で積極的に事業展開している銘柄による「日経中国関連株50」などのユニーク指標がある。

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10年上昇率 日米比較 6

日本は最大71倍も!米国はITやバイオが優位

米国では、オンライン映像配信会社のネットフリックスがこの10年の株価上昇率41倍でトップ。2位のレンディングツリーは金融とITを融合させたフィンテック企業の旗手。ネットを介したローンや決済を提供している。10位のエイトバイエイトもIT企業だ。