要旨

銘柄選びのヒント
(画像=PIXTA)
  • 日経平均株価は2万円~2万2,000円での一進一退が続いたが、10月上旬からの値上がりで約1年ぶりに2万3,000円を回復した。米中貿易摩擦が「部分合意」に至るとの期待に加えて、世界的な景気底入れという楽観的な見方も広まったことが主な背景だ。
  • ただ、日本企業の中間決算は、実績、通期見通しともに厳しい結果となった。日本企業は慎重姿勢を堅持しており、今回の株高は「期待先行」の面も大きいと考える。
  • 企業業績の不透明感が強いなか、銘柄選びのヒントとして利益の「進捗率」と「改善率」に注目した。