節約
(画像=TMLsPhotoG/Shutterstock.com)

目次

  1. クレジットカードを財布に入れない
  2. 毎日カレンダーに使った金額を書き込む
  3. 財布にはその日使うお金しか入れない
  4. 買い物をするお店を決める
  5. 自分が無駄遣いするポイントを知る
  6. まとめ

どうして貯金ができないのかと考えたときに、「そもそも節約ができていないから貯金するお金がない」、「普段から無駄遣いが多い」と自分で思う人も少なくないと思います。無駄遣いが多いと当然、貯金するお金もなくなってしまいます。そこで今回は、無駄遣いを減らすためにすぐにできることについてご紹介したいと思います。

クレジットカードを財布に入れない

無駄遣いが多いと嘆く人の中には、クレジットカードの使い過ぎが原因の人も多いです。無駄遣いがなくなるまでは一旦クレジットカードを自分から取り上げてみてはいかがでしょうか。クレジットカードを使わないとネットショッピングで買い物ができない、という人もいますがデビットカードを使ってください。

デビットカードとクレジットカードは似ているようで大きな差があります。クレジットカードは支払いを後回しにしてしまうだけなので、負債の管理がしづらいのです。一方デビットカードは口座からすぐに引き落としするため、使い過ぎを防ぐことができます。クレジットカードは非常に便利なものですが、多用すると後で痛い目に遭います。無駄遣いがなくなるまでは一旦クレジットカードの使用はやめましょう。

毎日カレンダーに使った金額を書き込む

毎日カレンダーにその日使った金額を書き込んでみてください。そうすると、一目で自分の出費とその原因が明らかになります。「飲み会(2次会含む) \7,000」のように簡単な用途も一緒に書いておくと、あとから振り返りがしやすくなります。

1ヵ月くらいカレンダーに書き込めば、自分の無駄遣いの傾向が見えてくるでしょう。たとえば、「飲み会が多い」という課題一つ取っても、対策がいくつか出て来るはずです。具体的には「飲み会が多いから減らそう」、「飲み会では2次会まで行かないで帰ろう」、「同じメンバーで2ヵ月連続飲みにいくのはやめよう」という感じです。自分が実行できそうな対策から始めてみて、翌月には次のステップに移るようにするとよりスムーズです。

財布にはその日使うお金しか入れない

無駄遣いしないための一番の近道は物理的に使えるお金を制限してしまうことです。つまり、財布の中にはその日に使う最低限のお金しか入れないということ。そうすれば必然的に無駄遣いはなくなります。「今日は食料品の買い出しの日だから4,000円だけ入れておこう」という感じで、毎朝その日の予定と使う金額を考えて、必要最低限以外のものは財布から抜いて封筒に入れ、自宅で保管します。

このように、物理的に使えるお金を制限してしまうことで出費を減らします。今週の食費のために4,000円しか財布に入ってないとわかれば、買い物中にたまたま目に付いた「予定外のもの」を買わずに済みます。買い物も、できるだけ先に必要なものをリストアップしておくといいでしょう。献立をもとに買い物をすれば無駄な買い物も減らせますし、食材が余ることもなくなります。

買い物をするお店を決める

買い物するときは、買い物するお店を一つに決めてしまいましょう。買い物はここでしかしないと決めることで、ぶらりとほかのお店に入ることもなくなりますし、ポイントもたまりやすくなります。また、慣れていないお店に入るとついウロウロしてしまって、色んなものが目に付くようになり無駄な購買意欲を駆り立ててしまうことになります。

「コレ欲しい!」と思ったものを我慢するのは大変なこと。であれば、そもそも「欲しい」と思うような環境に身を置かなければいいですよね。わざわざ自分の中の隠れた購買意欲を引き出させない、寝た子を起こすようなマネはしないというのが大事です。通い慣れて何がどこにあるか把握しているお店で、リストアップしたものだけを寄り道せずに購入することはとても大事なことです。

自分が無駄遣いするポイントを知る

無駄遣いを減らすためには、自分がどういうときについ無駄遣いをしてしまうのかを知る必要があります。たとえば「暇なときについネットショッピングしてしまう」とか「デートのたびに新しい服が欲しくなる」という感じですね。気持ちはわかりますが、それでは無駄遣いが「当たり前の習慣」になってしまいます。それでは無駄遣いをやめることができないので、無駄遣いしそうになったら違うことで気を紛らわせる必要があります。

「暇になったら通販サイトを見てしまう」という人は、鞄の中に1冊本を忍ばせておきましょう。暇になったら通販サイトを見るのではなく、図書館で借りた本を読むというように行動を切り替えるのです。「デートのたびに新しい服がほしくなる」のであれば、気持ちはわかりますが服を買うのではなくちょっとメイクとヘアアレンジを変えるとか、別のところで変化をつけるようにするのはどうでしょうか。お金を使わなくてもできることで済ませるというのがポイントです。

まとめ

無駄遣いを減らそうと思っても、急に減らすのは結構大変なことです。そんなに無理をするのではなく、できることから一つずつ実行していって、無駄遣いしない生活を習慣にしてしまいましょう。最初はちょっと大変かもしれませんが、2~3ヵ月も経てばすぐに慣れてくるでしょう。(提供:mattoco Life)