☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
「首吊り足」「三川」という形になりました。移動平均線との乖離も大きいのでいったん調整となると思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
「閑散小動きと」となるかと思いましたが、思った以上に下落したという感じです。下値の節目とみられる水準での引けとなりましたが、ここですぐに反転するという雰囲気でもありません。積極的に買い上がるような材料もなく手仕舞い売りに押されるということなのだと思います。
下落相場の時の特徴というと一気に下落となり、急反発となっては下落するということなのでしょうが、江戸時代のコメ相場でも急落や急反発があったわけで、その時にどのように対処していたか、少し長いですが引用しておきます。「右、天井値段後の下げ相場は五六ヵ月の間、一ヶ月十俵より三四十俵、毎月定めて下がるものなり。しかれども、その時の模様にて、三ヵ月下げ、四ヵ月目上がることあり。又五ヵ月目より下がることもあり。六ヵ月皆下がることもあり。この事は天井値段出で、五六日十日計りの内、右並び値段にても、又少々安くとも売り付くべし。其の月末に二三十俵決して下がるなり。」(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介