(本記事は、たけぞうの著書『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』ぱる出版の中から一部を抜粋・編集しています)

チャート勘を身につけたいとき必ずやるべきシンプルな方法

株価チャート
(画像=Getty Images)

今ではローソク足やチャートなどはスマホやパソコンで簡単に閲覧できるようになっています。私が証券会社に入社したころはそのようなものはなく、従って、ローソク足は自分で書いたものです。

みなさんにも、自分でローソク足を書いてみることをお勧めします

書き方は簡単です。始値、終値、安値、高値が分かればすぐ書けます。

それを2、3銘柄、それも自分が投資したいと思っている銘柄のローソク足1年間分ぐらい書いていきます。するとその銘柄の値動きの特徴のようなものがだんだんわかってくるようになります。

陽線が3日続くとさらに上昇する、上昇が続き上ヒゲが長いローソク足が立ったら、そろそろ天井、下落に転じる、上昇はゆっくりだが、下落はあっと言う間だ、同じ値幅で上下する局面が長い、高値・安値はいくら......などなど、株価の動きの傾向がわかってくるでしょう。

するとどこで買って、どこで利益確定をすればいいのか、売買のタイミングがつかめるようになってくるものです。

スマホやパソコンのモニター画面で見ているだけでは、上昇か、下落かというトレンドや値動きがわかっているようで実はわかっていないこともあります。

なんでもデジタルにまかせるのではなく、ちょっとアナログ的なアプローチをしてみるのも面白いのではないでしょうか?

何度だって言います! 初心者は自信を持ちすぎてはいけない

ペナルティ
(画像=Getty Images)

証券会社によってはトレードのシミュレーションをツールとして提供しているところがあります。

実際にお金を投入する前のシミュレーションは必要でしょうか?

しないよりはした方がいいでしょう。しかし、シミュレーションと実際のトレードとは違います

シミュレーションでは損を出しても、ケガを負うことはありません。ですから、気軽に売買できるはずです。しかし、自分のお金を投じるとなると緊張もしますし、エントリー後はその銘柄の値動きが気になって仕方なくなるものです。

株を初めて買うのには勇気がいるのです。ファンダメンタルズや自分が信じるテクニカルなどで、これを買おうと決心した銘柄のはずなのにお金を投資するとなると迷いも生じます。

そこは決断するしかありません。

実際に買ってみなければ自分のメンタルがどう動くのかもわかりません。

ですから、いくらシミュレーションでうまくいっても実戦とは違うと思ってください。

そんなことはないと思いますが、いちばん心配なのはシミュレーションで自信過剰になってしまうことです。

自信をもって投資するのはいいのですが、自信を持ちすぎるのはよくないのです。

少し、古い話になりますが、2011(平成23)年、オリンパスの粉飾決算が判明し、11月に株価が暴落したことがあります。私はそのニュースを知っても、短期で利益を上げられると思い、オリンパスを買いホールド。1000円台を行き来していた株価があっと言う間に1000円を割り、400円台にまで下がったのです。そのさなかに、1000万円近い損失を出してしまいました。(次図)

図1
(画像=50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資)

当時発行されていた情報誌『FACTA』の記事で私はこの粉飾決算を知ったのですが、「下落はするものの、すぐ株価は持ち直すだろう」と、当時の私は甘く見ていた気がします。以来、その失敗を繰り返さないよう、自信を持ちすぎないよう気をつけています。

50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資
たけぞう
個人投資家。1988年、中堅証券会社に入社、4年間の“場立ち”を経て、20年間以上、証券ディーラーとして活躍。多いときには約10億円の資金運用を託され、過呼吸になるような重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。2000年、光通信〈9435〉の20日連続ストップ安の記録的下落を直前で回避、2018年まで約30年間勤務したのち、独立して個人投資家に。
日常の生活実感から銘柄を絞り込む「アリの視点」と、国策から未来の投資キーワードを予測する「タカの視点」の2本を柱としつつ、徹底したリスク管理による投資法で着実に利益を積み重ねる。「誰にでも、わかりやすく」にこだわり、ラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの初心者が、株で収益を上げられるように日々活動を行っている。twitterのフォロワー数は約6万。
Twitter:@noatake1127


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