☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

保ち合いを下に放れました。3月24日と25日の間の「窓」を埋める形で18,100円=18,000円のとこまで調整が見られたので、ここで下げ渋り反発となるかどうかというところです。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 4月相場、新年度相場でしたが、大きな下落で始まりました。新型コロナウイルスの影響を懸念して買い気に乏しいところで持高調整の売りが先行するということで、いったん方向が決まると大きく売られるということで、下げが大きくなりました。業績の見通しが全く立たないということでもあり、疑心暗鬼で売られています。

 いったん方向が決まると大きくなる傾向は変わりません。特に下落に関しては売りが売りを呼ぶということになるのでしょう。それでも下落が大きい割には日経平均VIの上昇が押さえられており、売り一巡となれば切り返すことになると思います。感染者が爆発的に増えるということになれば、18,000円を割り込むのでしょうが、感染拡大が一服となるとすぐに18,500円や19,000円までは戻すのだと思います。

 ずれにしても、やはり「恐怖感」が強いということです。急落に対して買い向かってもろくなことがないとなると買い向かう人が減り、買い向かう人が減るとさらに下がり、さらに買い手がいなくなるということです。ただ、ここで空売りが積み上がってくれば今度は買い戻しで下げ渋り、下がらなくなると買い戻しが入り、か戻しが入って高くなるまた空売りが積み上がるということになるのでしょう。  「二番底」どころの騒ぎでもないという見方もありそうですが、ここは「二番底」を探ることになるのでしょう。おそらく17,000円台まで下落しても下げ渋るのでしょうし、結局は18,000を割り込まないということもありそうです。「窓埋め」完了で反発となるのか、その下の節目である。17,000円前半までの下落となるのか、感染者数次第ということなのでしょうが、ここが正念場なのだと思います。(提供:Investing.comより)

→ https://youtu.be/uu9b9c7qN1Y

Investing.com
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介