オリンピックが目前に迫り、東京は世界中から注目されています。海外から多くの旅行客が集まり、意外な店にまで現れては日本のグルメを楽しんでいます。いまあらためて、東京の隠れ家的なスポットはその価値を高めているといえるでしょう。国宝を眼前に楽しむアフタヌーンティーから銀座を象徴する時計塔を眺められるダイニング、下町柴又の古風な書院造の甘味処まで、海外からのお客様にも喜ばれる、知る人ぞ知る穴場スポット5選を紹介します。
壮麗な国宝宮殿を眼前に楽しむアフタヌーンティー
世界の大統領や国王など賓客を迎える外交活動の舞台である国宝、迎賓館赤坂離宮。明治42年に東宮御所として誕生した日本唯一のネオバロック様式の宮殿建築です。きらびやかな正面玄関、イタリア産大理石の円柱が並ぶ大ホール、羽衣の間、朝日の間、花鳥の間、彩鸞の間など、内部や庭園を見学できるようになっています。
館内を巡った後に訪れたいのが、1日20食限定というアフタヌーンティーを楽しめる前庭のカフェスペースです。壮麗な宮殿を目の前に、余韻に浸りながら優雅なひと時を過ごすことができるでしょう。
重要文化財・東京駅丸の内駅舎 屋根裏で、極上のフレンチを
重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中央最上部、屋根裏という特別な空間に、東京ステーションホテルのゲストラウンジ「アトリウム」があります。スペシャルディナーを楽しめるフレンチレストランです。100年以上の歴史を誇るホテルの象徴である創建当時の赤レンガを取り入れた内装、優雅なシャンデリアや調度品がヨーロピアンクラシックな雰囲気を創出し、天井高9メートル、400平米超という開放感も魅力です。
フロアの隅には隠れ家のような個室もあります。ハネムーナーなどの特別なゲスト向けの部屋で、予約はできないものの、空いていれば見学可能。運が良ければ案内してもらえるかもしれません。宿泊者限定の朝食ビュッフェには「本当に美味しい朝食」を届けたいというシェフが自ら全ての素材を厳選したこだわりのアイテム110種類以上が並びます。
大正浪漫の香りに浸れる、柴又の甘味処
下町情緒漂う葛飾柴又。おなじみの参道や帝釈天とともに訪れたいのが「山本亭」です。大正末期に建てられた事業家の邸宅で、書院造に西洋建築を複合した和洋折衷の建築が特徴的。富裕層の間で当時流行したという洋風建築を取り入れた佇まいが残る貴重な建築として、区の登録有形文化財に指定されています。
純和風の庭園に面した縁側や和室では、抹茶や甘味をいただきながら、静寂の中でゆっくりと大正、昭和の和モダンに浸ることができます。武家屋敷に見られる伝統的な長屋門、白漆喰の天井やステンドグラスの窓が美しい洋室の客間、本格的な茶室、土蔵などの見学もできるほか、当時の造りそのままの和室や茶室の貸し切りも可能という貴重な穴場スポットです。
銀座のシンボルを目の前に、ミシュランクラスのフレンチ
国内外から多くの観光客が訪れる銀座にも、まさに特等席といえる空間があります。銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACEビルにあるフレンチビストロ「THIERRY MARX dining」は、ミシュランガイドで星を5度獲得した「星の請負人」ティエリー・マルクス氏が監修。
天井が高く開放的な店内で、大きなガラス窓から銀座の街並みを眼下に、「伝統と革新のフレンチ」を味わうことができます。テラス席は、銀座のシンボルである時計塔が目の前に。洗練されたフレンチとともに銀座らしいプレミアムな時間を過ごせるでしょう。
地上150メートル。スカイツリーを至近にくつろぐひと時
東京のランドマークである東京スカイツリーを地上150メートルの至近から眺められるのは「天空LOUNGE TOP of TREE」です。スカイツリーに隣接する商業施設の最上階にあり、天井までガラス張りの窓から、その先端までを間近に見ることができます。ランチやディナーのほか、アフタヌーンティーやバーとして利用できます。
晴れた日には東京タワーや都心の絶景、さらには富士山に日が沈む幻想的な光景を眺めることができます。夜には幻想的にライトアップしたスカイツリーの巨大な姿を見られ、都内に数ある夜景スポットの中でも最もぜいたくな空間の1つといえるでしょう。
今世界の視線が注がれる東京で、特別な景色と時間を独り占めできる、穴場的な隠れ家スポットを紹介しました。海外からのお客様へのおもてなしにももちろん、自分だけのプレミアムシートとして、満喫してみてはいかがでしょうか。 (提供:JPRIME)
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