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SBJ銀行は定期預金金利が高金利なことで人気のネット銀行です。この記事では他の銀行と比べた場合のSBJ銀行のメリットとデメリットを解説します。あわせて口座開設の方法も解説しているので、SBJ銀行の口座を開設しようか、迷っている方は参考にしてくださいね。
SBJ銀行とは?
SBJ銀行(Shinhan Bank Japan)は、韓国の大手銀行「新韓銀行」を中心とした「新韓金融グループ」の日本現地法人です。新韓銀行は1986年に日本へ支店を出しましたが、2009年9月より、この在日支店を基にSBJ銀行として営業を開始しています。ネット銀行としての一面を持つほか、東京都港区の本店をはじめ、東京・横浜・大阪・福岡など全国10ヵ所に店舗を構えています。
外国資本の銀行ですが、円預金は日本の預金保険制度の対象となっているので、元本1,000万円までとその利子については国に保証してもらえます。
SBJ銀行を選ぶメリット5つ
銀行を選ぶ際に気になるのは、他行と比べてどんなメリットがあるのか、ですね。SBJ銀行を利用した場合のメリットは5つあります。
・定期預金の金利の高さがトップクラス
・ATM出金手数料が最大月10回まで無料
・他行振込手数料が月7回まで無料
・LINE Payのチャージに対応
・VISAカードの年会費が永年無料
それぞれについて詳しく紹介します。
定期預金の金利の高さがトップクラス
長引く低金利政策の影響もあって、大手都市銀行の定期預金の金利は0.002%前後です(2020年5月現在)。それに対して、SBJ銀行の定期預金の利率は1ヵ月で0.03%、5年で0.20%と大手都市銀行よりも高い設定になっています。
【定期預金・金利(2020年1月現在)】
預入期間 | 基準金利 |
1ヵ月 | 0.03% |
3ヵ月 | 0.03% |
6ヵ月 | 0.03% |
1年 | 0.12% |
2年 | 0.15% |
3年 | 0.15% |
5年 | 0.20% |
さらに、SBJ銀行では1週間限定の定期預金「なのかちゃん」、100万円までが上限の定期預金「ミリオくん」「ミリオくん2」という商品があります。これらは定期預金よりも金利が高いのが特徴です。
【なのかちゃん(2020年1月現在)】
預入期間 | 基準金利 |
1週間 | 0.10% |
【ミリオくん/ミリオくん2(2020年1月現在)】
預入期間 | 基準金利 |
1年 | 0.20% |
2年 | 0.25% |
「なのかちゃん」は、利息を元金と一緒に自動継続できる「元加継続型」に対応しています。
ATM出金手数料が最大月10回まで無料
SBJ銀行は、提携ATMを利用することで、指定の回数までの引き出し・預入手数料が無料です。コンビニエンスストアやスーパーにATMが設置されているセブン銀行、イオン銀行、イーネットに関しては、3銀行合計で月に10回まで、引き出し・預入手数料が無料になります。
提携ATM | 取扱手数料 | |
引き出し・預け入れ | 残高照会 | |
セブン銀行 | 3銀行合計で月10回まで無料 | 何回でも無料 |
イオン銀行 (ミニストップなど) |
||
イーネット (ファミリーマートなど) |
||
ゆうちょ銀行 | 2銀行合計で月3回まで無料 | |
みずほ銀行 |
月10回の出金・入金の手数料が無料と言われても想像しにくいですよね。具体的には、3日に1回、出金や入金をしても手数料がかからないイメージです。多くの人は、このくらいの頻度で入出金ができれば満足なのではないでしょうか。実質、「出金・入金手数料はかからない」と考えてしまってもよいでしょう。指定回数を超えた場合は、1回につき110円の手数料がかかります。
他行振込手数料が月7回まで無料
SBJ銀行内の他口座はもちろんのこと、他行宛ての振り込みでも月7回まで無料です。通常は、振り込み1回につき数百円の手数料がかかるので、月7回までとはいえ無料になるのはうれしいですね。8回目からは1回につき手数料が220円かかります。
LINE Payのチャージに対応
LINE Payは、「LINE」によるキャッシュレス決済・送金サービスです。LINE Payがあればコンビニをはじめとしていろいろなお店で、現金なしでスピーディーに支払いができます。
SBJ銀行は、口座からLINE Payに手動もしくは自動でチャージ(入金)できて便利です。LINE Payからいろいろな国の通貨に両替ができる「LINE Pay 外貨両替」にも対応しています。
VISAカードの年会費が永年無料
SBJ VISAカード(クラシック)は、年会費が永年無料です。ETCカードについても初年度無料、2年目以降も年1回以上利用すれば無料となります。
SBJ銀行を選ぶデメリット3つ
SBJ銀行を利用する際に、注意しておきたいデメリットが3つあります。
・実店舗でしか通帳記入できず、店舗数が少ない
・公共料金や税金などの自動引き落としに対応していない
・口座開設の際に定期預金も申し込む必要がある場合も
実店舗でしか通帳記入できず店舗数が少ない
取引記録を通帳に記入しておきたいという人もいるでしょう。SBJ銀行の通帳記入は、支店でのみの対応です。SBJ銀行の支店は全国に10店舗しかありません。東京や大阪などの一部の都市にしかないので、他の地域に住んでいる方で通帳記入をしたい人には不便です。
ただし、ネットバンキング上では、取引記録の確認が可能です。「入出金の管理は、全部インターネット上で行う」という方なら、気にならないでしょう。
公共料金や税金などの自動引き落としに対応していない
SBJ銀行は、公共料金や税金などの自動引き落としに対応していません。SBJ銀行の口座をメイン口座にして、公共料金や税金などの自動引き落としをしたい人の期待には添えないのです。
どうしてもSBJ銀行を利用して自動引き落としにしたいのであれば、SBJ銀行が発行するクレジットカードで支払う必要があります。他の銀行口座と併用する場合は、使い分けが必要ということです。
口座開設の際に定期預金も申し込む必要がある場合も
SBJ銀行で口座開設する方法は4つあります。4つの口座開設方法のうち、ネット申し込みと郵送での申し込みの2つは、定期預金も同時に申し込まなければなりません。SBJ銀行の定期預金は金利が高いので、もともと定期預金を使う予定だった方は気にならないかもしれませんが、そうではない方は注意してください。
SBJ銀行の口座開設方法4種類
SBJ銀行で口座開設する方法は、この4種類です。
・オンラインでの申し込み
・アプリでの申し込み
・郵送での申し込み
・店頭での申し込み
それぞれにメリット・デメリットがあるので簡単に説明します。
オンラインでの申し込み
公式サイトからオンラインで申し込む方法は、自宅から申し込めるので簡単です。ただし、オンラインでの申し込みの場合は定期預金の申し込みも必要となるので注意してください。
具体的な口座開設の手順は以下の通りです。
・1)オンラインで申し込み手続きをします
・2)「定期預金作成資金振込先ご案内メール」が送られてきます
・3)メールの内容にしたがって、定期預金作成資金を振り込みます
・4)「普通預金および定期預金口座開設完了のご案内メール」が送られてきます
・5)郵便で「通知書」が送られてきます。案内にしたがって、日本郵便にSBJダイレクトカード(もしくはトークン)の配達日時・方法を連絡します
・6)本人限定受取郵便でSBJダイレクトカード(もしくはトークン)を受け取ります
・7)転送不要の簡易書留郵便でキャッシュカードを受け取ります
アプリでの申し込み
アプリでの申し込みは、SBJ銀行モバイルアプリを使って口座開設の申し込みを行います。オンライン申し込みと同じように、自宅からでも申し込めます。アプリで申し込む場合、定期預金の開設は必要ありません。具体的な口座開設の方法は以下の通りです。
・1)App StoreもしくはGoogle Playから「SBJ銀行モバイルアプリ」をダウンロードします
・2)アプリを起動し、口座開設の申し込みを行います
・3)申し込み受付のメールを受け取ります
・4)本人限定郵便で、取引関係書類を受け取ります
・5)書類の受け取り後、モバイルアプリからログイン手続きをすると、口座が使えるようになります。モバイルアプリから、任意でキャッシュカードを申し込むこともできます(必須ではありません)
郵送での口座開設
郵送で申込書を送って口座開設をする方法です。この方法は、定期預金の申し込みが必須となります。具体的な口座開設の方法は以下の通りです。
・1)公式サイトの申込書を印刷・記入してSBJ銀行に送ります
・2)「定期預金預け入れ資金お振り込み先のご案内」が送られてきます
・3)案内にしたがって、定期預金作成の資金を振り込みます
・4)簡易書留郵便で通帳を受け取ります
・5)簡易書留郵便で、SBJダイレクトカード(もしくはトークン)を受け取ります
・6)簡易書留郵便で、キャッシュカードを受け取ります
店頭での申し込み
全国10ヵ所ある店舗へ行って申し込む方法です。平日9時~15時の間に来店する必要があります。店頭で申し込む場合は、定期預金の申し込みは必須ではありません。
店頭申し込みの際は、届出印と運転免許証・パスポート・個人番号カードなどの本人確認書類を持っていく必要があります。
SBJ銀行はアプリでの口座開設が最も簡単
SBJ銀行のメリットは定期預金の金利の高さとATM出金手数料・他行振込手数料が指定回数まで無料ですむことです。
デメリットは、通帳記入は店舗対応のみであること、ネット申し込みと郵送申し込みの場合は、定期預金も同時に開設しなければならないことです。
SBJ銀行の支店数は全国に10店舗と少ないですが、大手コンビニ・スーパーのATMと提携しており、不便を感じることは少ないはずです。口座開設の方法はいくつかありますが、アプリからの申し込みが簡単で、定期預金の同時開設が不要のため自由度が高いです。
ネット銀行の利用を考えているのなら、SBJ銀行を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょう。
文・小泉健太郎/fuelle
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